個人的な好き嫌い

おらは若者が大嫌いです。
同じく凝り固まった老年も嫌いです。
理由は違えどもどちらも己に凝するあまりに周りが見えずに、相手を否定する言葉、会話を放棄する言葉を吐きやすいからです。

しかしこの想いは、同時に自分に対する疑問ももたらします。
このような想いに囚われる自分、それはまた自分の姿をそれに映し見ているのではないかと…

そういう意味では、ある種考えぬ存在に憧れます。
恥も知らず非も感ぜず、醜態をさらしながらも笑えることは切り取るならば幸せなことです。

そうなれぬ自分を知り、知らずにそうなっている自分がいないかと怯え、飽きることを知らぬ私はそのことを毎夜毎夜想い返し眠れぬ夜を過ごしていく…

会話の放棄

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