au、国際通話無料分付き準音声定額「プランW」「プランWシングル」発表
au、国際通話無料分付き「1時~21時の国内通話も無料」の新プラン(ケータイWatch8/4)
auが国際電話の無料通話分付きで、ホワイトプランライクな準音声定額(1時~21時のau同士の国内通話無料)付きの新料金プラン、「プランWシンプル」「プランW」を発表したそうな。
「プランWシンプル(月4960円)」がシンプルコース向け、「プランW(月6640円)」がフルサポートコース向けのプランとなり、「誰でも割(2年契約)」でそれぞれ基本料が半額になると。
国際電話無料通話分は2480円、これは日本から海外宛か海外滞在中(ローミング中)の通話料・通信料に適用される(ただし通信料はダブル定額などを契約している適用外となる)。また無料通話分の分け合いや繰越は無し。
au同士無料通話については、1時~21時が無料。それ以外の時間やau以外への通話は21円/30秒。Cメール(SMS)送信料はau宛は無料、au以外の携帯電話宛のCメール送信料は1回3.15円。受信は他プランと同じく無料。
あと国際電話割引サービスの「001国際モバイルトーク」なども利用するとプランWの無料通話は適用されないらしい。
サービス開始は9月1日。
正直、ソフトバンクのホワイトプランは今でも単体では破綻していると思う。ソフトバンクの他のサービスよろしくで、いろいろくっつけて総額を増しているから存在してるけれど。
だからドコモはもちろん、auもやらんだろうと思っていたら、なるほどこういう形で投入してきたか。
これは利用者次第で、全く違う顔を持ったプランになりそうね。
海外での利用が多い人には、けして悪くはないのかも知れないね。
リンク先記事の表を見る限りでは、無料通話分で40~100分の無料通話が出来るから、そこそこ電話代が減るのかも知れない。っていうのが1つ。
もう1つは、普通にauケータイへの通話が多い人。
月2480円と言えば、まぁソフトバンクのホワイトプランにWホワイト付けたよりもちょい高い感じですな。でもソフトバンクよりは繋がりやすいであろうことを考えると、実際に使える頻度が増えてお得になると言えなくもない、ってのがもう1つ。
そう考えると、安易に安く見せるわけではなく、しかし無理をしない程度にお得な部分も盛り込みつつで提示した、ニッチ向けなプランと言えなくもない。
まぁこれにどれだけ市場ニーズがあるのか、って辺りに注目ですな。