2011年7月の純増数、ソフトバンク純増首位も44%は通信モジュール

事業者純増数累計
NTTドコモ+19万56005861万0300
au+10万81003346万0200
ソフトバンク+24万50002638万3700
ウィルコム4万6300404万0000
イー・モバイル+8万5000342万6000
UQ+7万0400110万0700
総計+75万02001億2702万0900
CORE 3G(D)-0↓12万2100?↓
CORE 3G(S)+7100?↑4万2200?↑
CORE 3G計+710016万4300
7月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
7月の携帯・PHS契約数、夏モデル登場各社純増(ケータイWatch8/5)
「Xi」が20万契約を突破 スマートフォン・高速データ通信が好調で各社純増――2011年7月契約数(ITmedia プロフェッショナル モバイル8/5)

2011年7月のケータイ純増数が発表されました。
ソフトバンク1位にドコモ2位、3位にauでウィルコムは純増だけど爆発なしよ、イーモバ相変わらずでUQがんばってるねっと…今月も面白みがないっぽいなーって思っていたら、ソフトバンクノ純増245000の内、107800が通信モジュールだったみたなもんだからまぁ驚いた。

てことは…ちょっとこれは…久しぶりにソフトバンクがやっちゃったんですかねぇ…ですかねぇ…ってどこどう切ってもやっていないとは…(@w@。

そんなことよりもウィルコムのCORE 3Gもやたらに伸びてはる。んでなんか都市部で苦戦で地方で好調という妙な現象も。

さて、今回も突っ込んでいきましょう。

 
とその前に、今回からちょっと新しい表も追加です。
題して、通信モジュールやプリペイドを分けて表示してみようか表。

キャリア純増計プリペイド通信モジュール実質実質の占める割合
ドコモ+19万5600-1600+35000+16210082.92%
au+108100+600+34600+7290067.44%
ソフトバンク+245000+8500+107800+12870052.53

↑これ。急ごしらえ。
これによると、今回プリペイドと通信モジュールを除いた通常契約の音声・データ通信の純増数は、3キャリア中1位がドコモ+16万2100、2位がソフトバンクで+12万8700、3位au+7万2900となる感じです。
もちろんこの数字をそのまま鵜呑みにするわけにもいかないのですが、今回明らかに異常に多いソフトバンクの通信モジュール数を見るにいたり、このように計算したことを公表してみました。なかなか興味深いよね。

次回からはこの計算を元に、いろいろさらにいじってみたいと思っています。今回はいちおうこれは参考までにね。

まずはソフトバンク、1位です。

まいど気になる東京は141700の純増で1位。でもどれだけ通信モジュールが…
それ以外の地域では2位は中国、四国、九州、残りは1位。でもどれだけ通(以下略)。ただ1位でも北海道、北陸は2位と僅差になっています。
気になるのは東北、急に増えましたね。先月までかなり厳しかったのに、他の地域と比べてもちと不自然な感じ。
まぁでもこれなら『被災地東北で利用されていないのは繋がらないから』というレッテルを剥がす効果はありそうよね。レッテルじゃなく事実ですが。

しかし今回はやはり通信モジュールが大問題。
なんと107800増と6桁を記録しています。これはドコモ35000、au34600と比べて明らかに大きすぎる数字です。

されにプリペイドは8500、ドコモの1600減、auの600増と比べてもかなり大きい。

純増全体から通信モジュールとプリペイドを引いた数字は前述のとおりソフトバンク128700、ドコモ162100、au72900となり、これらが純増に占める割合はそれぞれ約52.53%、約82.92%、約67.44%となります。

この異常に通信モジュールが多い状態は少し前のソフトバンクモバイルには頻繁に見られていたもので、また近頃はauで顕著だった現象で、これらは純増数の水増しであると言われています。またソフトバンクに限っていれば、純増1位を守るために、ヤバイ時に急激に増えていると言われており、事実そのような症状が見て取れます。

今回は限りなくソフトバンクモバイルは怪しいです。

でも不思議なことに、MNPは+47100なのよね。ドコモから3万5500かっぱぎ、auから11800かっぱぎ、あれ?イーモバが+100だ、コレのほうが遥かに不思議ねどうなった?まぁあとで考えよう。
しかしよくよく考えてみれば、ソフトバンクは超重量級キャッシュバックとかやっているのよね。それを目当てに移籍している人が多いことは容易に想像はできる。
むしろ今回の結果を見れば、そういう餌がないと選ばれていないのではないか? との疑いさえ見て取れる、それぐらいは今回はもう限りなく黒だと思います。

あとはYahoo!ケータイの純増は133500で、純増全体の54.49%。不思議と純増全体からプリペイドと通信モジュールを引いた数値と近い値です。っていうか当然?

リンク先記事では、ケータイWatchが「PhotoVision」の売れ行きが好調と言っているのに対し、ITmediaではのりかえキャンペーン for iPhone 4効果だとか“ULTRA WiFi”「007Z」の販売が好調とか言っておる。まぁ普通にケータイWatchのが正しいんだと思います。iPhone4とか007Zとかはどうにも信じがたい、特に007Z。

近頃通信モジュールでの水増しが少ないと思ったら、やばくなったらまたすぐコレな感じがある意味とても残念です。少しは信じかけていたのになぁ(0.000000001%ぐらい)。

だから久しぶりに、そして私怨もどさくさ紛れに吐き出します。

ソフトバンクにはとりあえず向こう36ヶ月間は超々々々気をつけろ!!
あと某H市(仮名)の某M文化推進室(仮名)の某Y原(仮名)は信じるな!!!!

自分らの都合で参加者を蔑ろにして参加者が別で作ったものを勝手に自分らの成果と捏造して市の広報誌に載せておいて「前例がないので訂正記事など載せません」と言い張るのは、まるでソフトバンクのようですよ、下の下以下。

と軽くカミングアウトしておこう。いちおう仮名している辺りがおらの優しさ。

さて、今回2位は先月に引き続きドコモです。でも通信モジュールとかなければ普通に1位だったのにね、某キャリアのウソをみんなが知ればいいのに。

地域別では中国、四国、九州が1位、東北が2位と僅差の3位で、あとは2位、2位でも北海道と北陸は1位ソフトバンクと僅差。
まぁ通信モジュール分を考えたら、ほぼ全地域で実質1位だべ。

通信モジュールが35000あるがプリペイドは-1600だし、それらに頼らず普通に売れている感じね。

んでiモード/spモードがすごい、330300増で全体の168.95%ですよ。何だかんだで今まで契約してなかった(音声のみ利用)だった回線まで巻き込んでいると思われます。機種変時にってことかも。

MNPはマイナスですが、でも今回のソフトバンクの動向から察するに、もはやMNPはメインケータイの目安にはならず、特典目当てにユーザーが動いているだけと考えた方がよさそうです。とするとこれはつまらない数字に成り下がりましたな。

あとドコモは、LTEのXiがかなり好調みたい。84300も純増ですって。プリペイドや通信モジュールを引いた実質純増数(仮称)の半分がLTEとなり、急激に契約者数を伸ばしている辺りは興味深いですね。LTEはまだ解約する人は少ないだろうし、かなり強力な戦力になっていると考えられます。

派手なことがない代わりに気がつくと強力な武器をもっていたドコモ、日本最大のケータイ契約者数を持ち最強のエリア展開を誇るドコモの逆襲がついに始まるのかも知れませんな。

3位はauです。通信モジュールとか引くと怪しいですが。

地域別では東北が2位であとは3位。全体的に元気がない。

またEZweb/ISweb純増が40,900で純増全体の37.84%とかなり低い。これはスマートフォンが好調という割には低すぎる数字ね。

なんだろう、何かが変なんだよね。明らかに変ではないが、でもすごい違和感が残る。
いろいろ新機軸を投入するみたいだけれども、本当にユーザーに受け入れられるかどうかが今後の注目ポイントでしょうか。

今回4位はイー・モバイル。
特にいうこと無し。音声頑張れ。

いやあった、今回MNPがプラスなのよね。100だけれども。
EMnetの純増が21,500で純増全体の25.29%とイーモバ的にはいい数字でして、もしかしたら各種モノマネプランやキャンペーンで音声ユーザーも獲得している感じなのでしょうか。
でもそうだとすると、今度は今まで頼りにしてきたデータ通信がヤバイってことにも繋がりますな。UQがすぐ後ろにいて、Xiがほぼ同規模の契約を得ていますので。

ちょっとこれは本当に正念場にきている気がします。どうなるイーモバ?

今回5位はUQ、好調ね。
今後はXiとの次世代高速データ通信対決が待っていそうですが、相手があのドコモですので、エリア的な有利はすぐに追いつかれ追い抜かれそうな気もします。
とするとやはりポイントは速度ですかね…今後どうなるか注目です。

だれとでも定額
<だれとでも定額>月額980円ですべての国内通話が無料!
ウィルコムは6位、定位置ね。

今回も全地域純増だが全地域4位、でもかなり興味深いです。
伸び率で言えば都市部では伸び悩み、北海道、東北、中国、四国、九州と中央以外の東西が好調なのよね。
とすると、以前の都市で強いウィルコムではなく、地方でも受け入れられている感じがあるのよね。

とは言え、エリアが良くなったとは思えない。悪くなった可能性はあるけれど。
とするならば、通話が超安いんだし、使える場所で使えばイイってユーザーが選んでいる可能性がありますよね。もっと言えば個人で仕事に使うとか。

まぁでもそこが本来のウィルコムの狙うべき場所だと思いますし、そういう流れではイイと思います。
ただイマイチ弾け切らないのよね。ウィルコムにもフォトフレーム欲しいなぁ。

今回はソフトバンクの大幅水増し純増1位捏造疑惑を疑わない方が難しい事態で、そればかりが目立った感じデス。
仮に2位になってもウソ付かない方が信じる事が出来るんですけどね、やはり広告で大々的に使える「連続純増1位」って辺りでごまかすためには手段を選ばない、ってのがまた明白になった感じでしょうか。
ある意味ではこの純増数がお飾りで、実際の状況を反映せずに悪用されるだけになっているのかも知れません。
今後はもっと表現方法を考えてみなくてはならないなぁと、個人的にそう思った今月のケータイ純増数でした。

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1件のコメント

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    って、たしかトヨタ等のG-book向け端末とかも
    含まれてるんでしょうけどねぇ・・・

    あぁ、私が発注した車、来年7月納車だとか・・・ショボーン

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