ウィルコム、Eメール不可の通話特化端末「WX01UT」を発表

WX01UTウィルコム、通話向けの薄型・軽量な端末「WX01UT」発売(ケータイWatch8/4)

ウィルコムが音声に超割り切った新端末となるユーティースターコム製「WX01UT」を発表しました。
Eメール機能なしで、通信は通話とライトメールのみというX PLATEよりも音声へ特化した端末となると。
遠隔操作での端末ロックやリモートロック機能に対応。日本語・英語の二ヶ国語に対応したバイリンガルモデルだとかなんとか。あとは世界時計やレコーダー機能など。
本体サイズは約45x107x9.9mm、重量は約60gとX PLATEよりもスリム軽量なモデルとなるそうな。
連続待受時間約600時間、連続通話時間約420分。
2色展開で、8月下旬にブラックを、10月にレッドを発売予定。
W-VALUE価格は月980円×24回もしくは一括23520円、W-VALUE割引額が980円なので、実質0円端末となる。

これはまた無駄に文句を言う人が湧きそうな端末だ。
しかしウィルコムの方向性的には適切な端末とも言える。

 
ウィルコムは既に、データ通信の道(XGP)を奪われています。
その上で現状新たなる開発などへの投資が見込めず、出来る限り利益を回収するために人数を集め、まぁソフトバンクモバイルに引きずり込もうとするために、ある種予想通りの端末が投入された形です。

でも悪く無いと思いますよ。

ウィルコムにパケットを求めていない人も世の中にはたくさんいます。メール無料だって今時の携帯だってウィルコムより高額とは言え実現していますので、ウィルコムのメールを必要としない人もいることでしょう。
そういう意味で音声特化で、音声に帰属するサービスのライトメールは残したのは悪くはない。
二ヶ国語や世界時計に対応って辺りに意味があるかは疑問だが、レコーダー機能も悪くはない。まぁどの程度のものかは知りませんが。

唯一文句を言いたいのは、だれとでも定額に特化するなら、10分切断機能ぐらいは欲しかったところね。でもソフトバンクの子会社になったらそこいらの開発もケチるのかも知れんし、仕方ないところか。こっそり実は実装してましたとかがあるといいが、まぁ無理だべな。

型番については今までとちょっと変更があったが、これが即既存の型番変更とは思えない。というのも、今までもざっくりとした性能分けでの型番ルールがあったので、もしかしたらこの路線限定の型番って可能性もあると思う。
まぁでも別にどうでもいいことに思う。

ということで、個人的にはX PLATEライクなコンパクトスリム軽量端末の投入には喜びたい。
んでおそらくこれかなり安いと思うから、端末供給は途絶えないと思いたい。

あとはまぁもうちょい普通な端末も投入してもらえれば、現状のウィルコム的には御の字だと思います。

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2件のコメント

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    WX01UTは、いわゆる欧米で言われるところの「ベーシックフォン」ですね。
    音声とSMS (ライトメール) だけの端末。

    このベーシックフォンに、Eメールやカメラなどの機能が付くと、フィーチャーフォン (日本でいうところのガラケー) になるわけで、むしろアメリカなんかでは、「携帯電話」といえばWX01UTのようなベーシックフォンを指すそうですよ。

  • SECRET: 0
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    欧米でいうところの「ベーシックフォン」ってのは別にいいが、何故にそれにメールやカメラが付くとフィーチャーフォンになる? そのおかしな飛躍が気にかかる。

    どっちかというと、日本以外の国での携帯端末は音声とSMSが利用できる程度の端末が主流で、それ以上の機能を有した高性能端末はスマートフォンと呼ばれていた、と言うべきだべ。

    元々スマートフォンとは、欧米ではブラックベリーやWindowsMobileなどを指していたはず。これは特定の端末やOSなどへの名称などではなく、当時の日本の携帯電話もまた欧米からすればスマートフォンだった、というのはケータイに少し詳しい人なら当たり前のように知っている事実のはず。少し前まで「日本の携帯は全て事実上のスマートフォンだ」などと言われていたことからも分かるようにね。

    またいわゆるスマートフォンの意味も理解すべき。

    日本ではキャリア主導での携帯サービスが主流だったために、メールやカメラなどのハードがサービスに乗っかった形で提供されていた。
    しかし海外ではキャリアはほぼ通信のみという状態、ネット閲覧やメール利用、カメラ搭載などの高性能端末が使いやすい環境自体が整っていたなかったため、海外で携帯と言えば音声にSMSが主流だったと。

    そこにキャリア主導ではなくメーカー主導でサービス提供しちゃえ! って出てきたのがiPhone。
    つまり日本でキャリアがやっていた課金モデルを、メーカー主導にシフトし、大量に同一端末を投入することである種のデフォルトを自ら構築し、アプリ販売という日本のキャリアの真似事が流行ったと。まぁ海外にはなかったからね。
    これが今で言うところのスマートフォン。

    というわけで、欧米で例えるならば欧米で統一、現状日本で例えるならば現状日本に統一、過去のスマートフォン&ベーシックフォンで統一するなら統一、日本の名称で説明するならそれで統一してやってくだされ。その場その場であっちこっちいくのはまとまりないだけでなく、事実を都合よくねじ変えているようにしか見えませんぞい。

    まぁそれよりも気になるのは、1週間も前の記事に今頃通りすがってしたり顔コメントを書く辺りよね。お盆や年末年始にはよく生えてくるが。

    どうせ言うならもっと気をきかせて、「昔で言う所の安心だフォンですね」ぐらい言えばいいのに。

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