JR八戸線、来年度春に全面復旧
【東日本大震災】JR八戸線が来年度春に既存ルートで全線復旧へ(MSN産経ニュース7/28)
東日本大震災の津波被害で運行を見合わせているJR八戸線の種市~久慈間ですが、来年度春全面復旧することになったそうな。
んで津波被害でルート変更があるのかが気になっていたところですが、ルートは今までと同じとなるそうです。これは地元自治体の市街地や集落が移転しないことが決定したことを受けての措置らしい。
今後は路線復旧と共に、津波に対する避難経路を整備するそうです。
生活エリアを新たに構築するという選択肢もありますが、被害が出ないように対策をした上で今の街で生きているくのも大事な選択肢だと思います。
個人的には、自然災害に対する備えとは、杞憂に終わって構わないものだと思っています。
つまり万が一に備えて避難や対策をし、仮にそれが徒労に終わったとしても「無駄」などとは思わず、「被害がなくて良かった」と考えるべきだということです。
おそらく今回の東日本大震災による津波を経験するまでは、八戸でも多くの人が「どうせ津波なんて大したことない」とたかをくくっていたはずです。
でも注意報や警報、あるいは避難指示や避難勧告などは、その万が一に備えて出るものなんですよ。
これらの各種警報や避難情報などは、ある種ソフト面での災害対策です。
それは堤防や防波堤などのようなハード面での災害対策とはまた別に、一人ひとりが理解して自らを守っていくためのもののはずです。
今回の東日本大震災も、きっと時が大きく流れれば軽んずる人が出てきます。あるいはそれで悲しい事態が発生するかも知れません。
そうならないためにも、一人ひとりが今回の震災を忘れないでいることも大事だし、鉄道などの公共機関、あるいは地方自治体もハード面、ソフト面、両方の対策を取って欲しいと願うばかりです。
あとは全面復旧したら、多くの人が観光にきてくれればうれしいなぁ。
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