ソフトバンクは見た目上のエリアを広げるが、自称基地局にはレピーターを含む

ソフトバンク決算、“本業”好調で過去最高の純利益達成(ケータイWatch7/28)

リンク先記事はソフトバンクの2011年第1四半期の業績が利益すごいよっていう話です。詳細はリンク先記事を参照。
んで個人的に気になる部分(ケータイ絡み)に触れてみます。業績興味ないし、KDDIとの比較なんかもどうでもいい。

純増契約数は73万件で、うちプリペイドや通信モジュールは15万8800件で、約2割を占めると。解約率は0.06ポイント上昇で1.08%、理由は法人の解約増加だそうな。法人的には正しい判断だべね。
んでARPUは前年同期から80円減ったが、うち音声関係は260円減、データARPUは190円増で、データARPUが増えている感じ。iPhone効果と。
んで孫さんは「iPhone売れないと言った業界の専門家は頭丸めた方がいいもん」と言ったらしい。ソフトバンクオンリーじゃなければもっと売れたとかは考えないのね。
ところがです、このデータトラフィックが増加したことで、将来的にはデータ定額を見直しするそうです。
ちなみに3Gの基地局はさらに増やすそうですが、ソフトバンクのいう基地局は他キャリアやケータイユーザーが考えるいわゆる基地局だけでなく、レピーターも含むそうですので、トラフィック対策にはならない設備を増やすという話になりますな。エリアを広げても繋がりにくくなると。

 
近頃思うんですよ。
孫さんって、ある意味悪意のない無邪気なその場限りの発言が多いんじゃないかなと。ある意味首相と同じで。ただいちおう経済的な成功を収めているのであそこに居続けると。

でもね、やっぱりレピーターを増やすだけではダメですよ。

まぁ地方のさ、本当に郊外とかなら分かるよ。そこをカバーするためには基地局立てるよりはレピーターの方が経済的にもよかろうさ。
でもそれは、経済的な理由で基地局立てるよりも安くエリア整備するための方策ってだけで、基地局増やすことにはならないよ。

リンク先記事の他の部分で周波数帯についてドコモやauに文句たれていたりしますが、あぁいうのも含めて、そして基地局などの数なども、同じ土俵の上でやるべきですよ。『自社基準』とやらで自分とこが有利に見える角度だけ誇張するんじゃなくね。
それをなくして「エリア広げる」ばかりを連呼してもね、実際には繋がりにくいってことが起こるわけですよ。

そういう部分さえ真面目にやってくれればこんなに不信感を覚えることもないんですけどね、なんとかならないもんですかね、そういう自社だけアピールする角度切りっての。まぁならんべな。特にソフトバンクは。

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