地デジはどうしても遅延します
2011年7月28日
青森県内の民放テレビ局が、地上デジタル放送移行による緊急地震速報の遅れに対応できていないことが分かったそうな。
どうも2~3秒発生する遅延に対応するシステム導入に1000万円前後かかるそうで、導入が義務ではないために地元民放の対応が遅れているらしいです。
たぶんこれ、遅延が発生しないシステムじゃなく、遅延を最小限に縮めるシステムですな。地デジはアナログに比べてどうしても遅延は発生するので、それを最小(1秒未満、0.5秒ぐらい?)にするためのシステムだと思われます。
どんなシステム(ここでいうのは遅延がどうたらではなく放送媒体や視聴機器などのこと)でも得手不得手がありますので、それにあった方法を模索し、可能な限り導入するのが望ましいとは言え、1000万円は厳しいね。すぐに捻出とはなかなか。
なんとか対応して欲しいですがおそらくすぐにとはいかないと思いますので、不安な方はテレビ以外での緊急地震速報を利用する方がよいかと思われます。