無事な冷凍魚など多数見つかる(大地震後の八戸シリーズ)

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「漁に出られるだけで幸せ」 (YOMIURI ONLINE 3/22)
県内漁業に大打撃 「修理費、見当もつかない」(asahi.com3/22)
ハマに明るさ 底引き網11隻久々出漁(デーリー東北3/22)
漁船引き揚げへ連日潜る 八戸・安藤さん(asahi.com3/22)

11日の津波で大きな被害が発生した八戸ですが、リンク先記事によると八戸の水産加工業者の中には冷凍魚の多くが無事なところもあるらしいです。
停電でダメかと思われたが、冬の低温で庫内の温度上昇が品質低下しないレベルで抑えられたためらしい。
業者によって差はあるらしく、また原材料が無事でも機械が水をかぶって使用不能になるなどけして無傷ではないようだが、それでも人の手で加工するという意気込みをみせているらしいです。
またこちらも甚大な被害を被った漁船だが、昨日地震後初めて生き残った漁船が出漁したそうな。
しかし未だに岸壁に乗り上げた船が多数あり、また修理などが必要な船も多いだろうことから、漁師を廃業する人も出るかも知れないそうです。
さらに燃料不足により流通が滞っていたり、流通しないことでなかなか魚の値段も上がらない状況などもあるようです。

無事な冷凍魚が見つかったのは良かったですな。
もちろんダメになった原材料もあり、また機械も大きな被害を被っておるわけですが、少しでも早くまた製品を作るためには朗報だったと言えます。
ただやはり問題は流通ですよね。
八戸はもちろん被災地全般に言えることですが、これからの為には流通網の早期回復、そのために燃料が行き渡ることがまず行われねばならないと思うわけで、政府や石油関係の会社には供給回復を目指してもらい、市民も互いに譲りあって「自分だけよければ」という買い占めではない協力をすべきなのだろうなぁと思っております。

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