『はっち』が失敗して関係者が大罪人になると思う理由など

2月11日の八戸ポータルミュージアム「はっち」開館まで、1ヶ月を切りました。
その記念として傍目からも分かるはっちの問題点をいぢってみます。

■駐車場がない
はっちには駐車場がありません。搬入用のが裏にあるだけです。もちろん一般人利用不可。周辺の有料駐車場を利用しろとの仕様です、今時ありえません。
ただそれでもいちおうオープンすればそれなりに人が来るだろうと予想されるわけでして、それに対応するために駐車場料金の割引をしようという案がありました。来館者に市役所の駐車場の1時間割引をしようというヤツです。
でもそれが潰されました、街の駐車場経営者達にです。理由は『民業圧迫』だとか。
冷静に考えれば駐車料金割引は集客UPに繋がるわけで、また平日は市庁利用者で満車状態が多い市庁駐車場で全てを収容しきれるはずもなく、民業圧迫どころか周辺駐車場にも良い影響があると考える方が自然です。
また「おんでカードを利用しろ」との意見もあったようですが、予算を取り下げた結果それも難しい助教と成り、民間駐車場に取っては自ら招いたマイナスとなると思われます。

街を活性化するはずのはっちに駐車場がなく、周辺駐車場との連携も出来ずに街の足をひっぱる辺りが大問題です。
▼参考リンク▼
はっちの期間限定駐車場割引が中心街の駐車場オーナーのクレームで無しになるかもな話(みどりうかブログ2010/12/8)
はっちの期間限定駐車場割引が白紙に(みどりうかブログ2010/12/14)

 

■人材が貧しい
はっちの中の人がウソをつくケースがまま見られます。
聞いた話だと、説明段階でお金を出すと言っていたのに、後から「これには適用されません」みたいなことを言われて、後から出してもらえず結果騙されたという話が幾つも聞かされます。
それが意図的なものなのか、あるいは人材が乏しいが故の結果なのかは分かりませんが、事実としてウソを付くケースがまま見られます。個人的にもそんなのを幾つもやられたし、他からも同様の話は効いています。

さらには担当部署とやらが連絡すらよこさないケースも頻繁にあります。
こちらから何度も連絡しても、あちらから折り返しません。
あげく「やるやる」言うだけで、実際には何も進めないいうケースが幾つもあります。

はっち内の連携についても全くとれていないようです。
というのも、私が個人的に迷惑を掛けられたケースの全てが、当人以外には全く知られていなかったからです。
民間ではありえません。ミスをしたら報告する、検討して当人以外にも知らせて再発防止をする、そんなことは当たり前すぎることです。
でもそれがはっちの中ではなされていないそうです。私が苦情を言いに行ったときに直接聞きました。

コーディネーターと呼ばれる人がコーディネートをしない、それ以外の人たちも都合の良い時だけ接触してきて、自分らの非を認めず責任や負債を負わせる、そういう人材の乏しさが大問題。
▼参考リンク▼
はっちに騙されたこと×3(はっちSNS りうかの日記2010/12/28)

■個人情報を蔑ろにする
これは私に起こったことです。
先月上旬、はっちから「オープニングに呼ぶための招待状を送りたいので住所などを知らせて欲しい」とメールが来ました。
しかし何度も迷惑を掛けられ、ふざけたことを言われているために出席する意思がなく、住所は送りませんでした。

それでも私の家に招待状が届きました。

メールには「個人情報なので招待状送付以外には使わない」とあるのに、他のどこかから勝手に入手した個人情報で招待状を送りつけてくるということをしてくれたわけです。

表面上をなぞるだけで個人情報の何たるかも理解しない愚行を行うことが大問題。
▼参考リンク▼
はっちにケンカを売ってきました(みどりうかブログ12/28)

■内容を理解しない
以前、はっちの公式サイトは全く価値のないものでした。今もさして価値はありませんが。
高いお金を払ってNTT関連会社に発注したが、中には個人サイトを運営している人なら簡単に作れる程度の内容、それもフリーのCGIなどを使っただけのボッタクリのようなサイトでした。しかもブラウザでの確認すら怠っており、まともに表示されなかったり設定がされていなかったりも多々ある有様でした。

それで関係者に「なんでこんな下らないものに高いお金を払ってるの?」と聞いたことがあります。
その時に「ネットに詳しくないので分からなかったんです」と答えられました。

別に公式サイトの受注先を決定する時に、サイト作成のプロである必要はありません。
でも最低限、自分でも学ぶこと、もっと言うならせめて自分で完成したサイトを確認することぐらいはすべきでしょう。
それすらせずに「分からない」では済まないんです。

そういう分かっていないことすら分かっていないでボッタクられている低能ぶりが大問題。

■移転を知らせても入り方を教えない
12月の途中から、はっち準備室が八戸市庁からはっち内に移動しました。
その旨のメールもきましたが、関係者に入り口の場所や入館方法などは明記されていない状態。
当日私は用事があり市庁に行ったが残っている人すらおらず、電話したらはっち内には入れてもくれない状態。

自分らの都合の良い時にだけ関係者と呼び、まともに応対もしないその姿勢が大問題。

■謝っているふりをしても謝らない
「りうかさんにはご迷惑をお掛けして、謝らねばならないと思っています」
とは言っても、「すいません」も「ごめんなさい」も言いません。
「りうかさんには非がなく、全てこちらのミスですのでご迷惑をお掛けしたとしたら申し訳ないです」
とは言っても、「もうしわけありませんでした」も無ければ、『ご迷惑をお掛けしたとしたら』という前提条件付きでの言動止まり。

はっちに限らず八戸市庁の人の多くは謝りません。
謝ったふり、あるいは「~したとすれば」「~な想いをさせたならば」「~しなければ」というそれっぽいが実は謝っていない卑怯な言動ばかりをしたがります。
民間企業ならありえません。
それ以前に、幼稚園や保育園でも先生に習うでしょう。
「悪いことしたら『ごめんなさい』」ってね。

そんな幼児以下の卑怯な言動しか吐かないことが大問題。

■商業ビルでも観光施設でもない
はっちは商業ビルじゃありません。でもそれ自体が問題だと私は考えます。
商業ビルじゃないならば、何のためにあるんですか?
一部のヤクザ紛いの政治団体などに屈して子育てや芸術な要素を盛り込んだのはいいけれど、駐車場もないし観光施設としては中途半端だし、何をしたいのか分からない。
それを知ってかしらずか「商業ビルじゃないのでアウガのようにはならないと思う」と言う人も言うけれど、じゃあ市の税金を食いつぶすだけの存在で終わるのか? 収益はあげないのか? と言いたい。

そんな立ち位置の危うさが大問題。

■SNSを作っておいて盛り上げない
はっちSNSってのがあります。
でもはっちの中の人すら利用しません。
全て投げっぱなし、設置しっぱなし、盛り上げもなくただやりました、金注ぎ込みました、でおしまい。
まさにネット版の箱モノとでも言うべき体たらくです。

それこそはっちの中の人で使って情報発信して盛り上げればいいと再三再四(中略)再十四ぐらい言っているのに全く使わないその認識の無さが大問題。

そんな感じでたくさんケンカを売るような行動を繰り返してきたはっちとその中の人、それでも「大切な関係者ですからオープニングに来て欲しい」などと心にも思ってないことを吐き捨ててくれます。
そういう人の気持も考えられず、己の非を棚上げして謝っているふりして「ごめんなさい」すら言わない、そんな姿勢など含めた全てが大問題です。

だから私は、一部の関係者に言っています。
「このままだと、はっちがコケない理由が見当たらないよ?」
「そしたら貴方達は、はっちをコケさせた大罪人よ?」
「冗談抜きで、八戸にはいられなくなるよ?」
と。

私のこの予言が成就しないことを願いつつ、あと一ヶ月で八戸版の一番無駄な箱モノ候補NO1施設「はっち」ガオープンいたします。
さてどうなることやら、いろんな意味で楽しみね。

▼参考リンク▼
はっち公式サイト
はっち公式ブログ
Twitterはっち公式アカウント
はっちSNS