日本のカエルがツボカビで死ぬケースが確認される

在来種カエルの感染死確認 ツボカビで麻布大が実験(Web東奥11/10)

両生類に感染して高い確率で死亡に至るカエルツボカビ症、それによる日本の在来種の死亡例が確認されたそうです。
実験環境下での結果らしいのですが、麻布大などの研究グループが在来種のカエル23種約200匹をツボカビに汚染されている水にさらすなどして飼育観察したところ17匹が死亡し、うちヌマガエル3匹とコガタハナサキガエル1匹に目に見える病変が確認されたらしい。

一説では日本の在来種は別種のツボカビの影響を過去に受けたとかで感染から死亡に至らない可能性も提言されていましたが、今回の実験で少なからず影響があるだろうことが確認された形になります。
また自然下では飼育環境よりも餌の環境はよくないでしょうし、飼育環境下よりも発症率が上がる可能性も否定はできないでしょう。

これ以上の感染を広げない為にも、カエル飼育者やカエルを生餌をして利用している人はその飼育に気をつけ、安全のために飼育水の廃棄の際にはハイターなどで消毒することをお奨めしたいです。

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