リンク先記事は良記事だった、という話。
2015年6月3日
スマホの電池持ちに関する意識調査、気にする人ほどAndroid – ケータイ Watch
リンク先記事でMMD研究所のネット調査に関する報告を扱ってはるのですが、記事中で素晴らしい取り上げ方をしています。
調査はスマホのバッテリーの持ちについて意識するかどうかというもので、iOSユーザーよりもAndroidユーザーの方が意識しているという結果になっている。
これだけを鵜呑みにすれば「Androidはバッテリーが不安なんだな」とも受け取りがちだが、この記事を書いたライター湯野康隆さんはそこで終わらず、スマホの充電器を持ち歩くかという別の質問よりiOSユーザーの方が持ち歩いているという結果も示し、「Android端末は近年大容量のバッテリー搭載や省電力設計といった工夫で不安が小さくなったと思われる」「バッテリーがきになるユーザーほどAndroidを好む傾向があると言える」と言った内容で記事を結んでいる。
これは素晴らしい良記事です。
昔、某都知事の発言の一部だけを抽出して放送し都知事の発言の主旨の真逆の発言に加工してニュースに流したテレビ局がありましたが(なんかおら、この話何度かしているね…気になっているのね)、このリンク先記事でも取り上げている調査結果もともすれば『Androidは電池が持たない』という内容で記事にされる可能性もあるわけだ。
だが2つの調査結果を踏まえることで多角的にユーザー動向を見ることが可能となり、今回のような良記事が生まれたわけだ。
うちも昔は目線を変えての違う見方の記事を書いたものだが(時間掛かるのよ、あれって密かに、情報ソース確認とか集計とか)、今回のリンク先記事を見て、またそういうものも書きたいなと強く思いました。