ドコモの新プランは「音声定額」か「音声なし」の極論2択
ドコモが新料金プラン、通話定額やデータシェアをラインナップ(ケータイWatch4/10)
ドコモが新しい料金プランを発表したそうな。
新プラン名は「カケホーダイ&パケあえる」、簡単に言えば、音声定額プランを基本料とし、それにパケット定額を組み合わせるほか、音声無しのデータ専用プランも用意すると。契約は2年契約が基本。
音声通話可能な「カケホーダイ(基本プラン)」はスマホが月2700円、フィーチャーフォンが月2200円に設定されており、この金額で国内通話が全て無料となる。ウィルコムの「だれとでも定額」は通常音声端末利用時で基本料込みで2430円(1450+980)となるので、月に500回以上とか通話するならお得になるって話ね。
音声通話不可(定額ではないって話じゃなくそもそも通話出来ない)プランの「データプラン(基本プラン)」はスマホやタブが1700円、ルーター1200円。
んでこれらにオプションパケット定額プランとなる「パケットパック定額料」を付けて使うと。月+3500円で2GB利用可能な「データSパック」、月5000円で5GBな「データMパック」のほか、家族でシェアして使うタイプの「シェアパック10」と、数字の違う15・20・30もあると。数字がそのまま高速通信利用可能データ量となっていると(10=10GB)。んで家族10回線までシェア可能。お値段+9500円、+12500円、+16000円、+22500円。あとらくらくスマホ向けの「らくらくパック」は200MBまでで月+2000円ってこれ高くないか?
んでこれらは利用可能データ量を超えると128kbpsに速度制限ってのはこれまでと同じ。んでこれの解除については通常適用の「リミットモード」ではユーザーが任意で1000円払うと1GB利用量追加。もう1つの「スピードモード」ってのもあって、こっちだとソフトバンクのアレのように自動で1GB1000円で追加課金。ただし追加料を最大1GB、最大10GB、無制限などにあらかじめ設定可能。
あと新しい長期割引をやるらしい。名称は「ずっとドコモ割」、利用期間に応じて割引が自動適用だそうな。なんかプランごとにも変わるのか?
変化するニーズにあわせる――ドコモ加藤社長が語る新プランの狙い(ケータイWatch4/10)
んでこの新プランについて、ドコモは「ユーザーの3つの声に対応したもん!」みたいに言っているらしい。
3つの声とは、「長期利用ユーザーのメリットが欲しい」「安価な通話を望む」「複数端末使いたい」だそうで…
「長期利用ユーザーのメリットが欲しい」については、新たに長期利用ユーザー割引を設定で対応。年間契約必須で1年目から最大割引適用って大前提がまた崩れるのね。
「安価な通話を望む」については、基本プランを「完全音声定額」と「音声通話なし」の二極化で対応。
「複数端末使いたい」ってのには、一人もしくは家族などのグループ内の利用可能データ量をシェアすることで対応と。
これらをドコモでは「ライフステージにあわせたもん」みたいに言っているらしく、「ソフトバンクと違って完全な音声定額だもん!」って言いたいらしい。
んでもって、既存のXiプランは8月末で新規受付終了、でもFOMA向けプランは今後も新規受付継続と。
つまりはあれでしょ。
音声を安く使いたいユーザーは、約3000円の最低額払えよと。
音声いらないユーザーは、もっと安い基本料にしてやるよと。
安い基本料で使いたい時だけ使う分だけの通話料発生ってのは、スマホでは許さんよと。
パケットについては基本的には今までと変わらんけど、シェアする方式に変更するよ。と見せかけて、一人当たりのデータ量上限は実質下げているので、もっと使いたい人はWi-Fiするか金払え。
ってことだね。
3つの声についても、なんだか変にユーザーに肩入れした風に見せているだけに思える。
なんかソフトバンクよりは薄皮一枚ぐらいマシだけど、でもこれはまたちょっと違うなと思った。
auがなんとかしてくれることに期待しつつ、ウィルコムのだれ定も無制限にしちゃえばいいのにと無責任に思っております。
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鈴の音情報局BLOg氏の記事
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