ソフトバンクの新プラン、ドコモは「工夫されている」、KDDI「あれ、高いよね」

ドコモ第3四半期決算はほぼ横ばい、解約率はiPhone効果で改善(ケータイWatch1/31)
ソフトバンクの新プラン、KDDIは追随せず(ケータイWatch1/30)
KDDI第3四半期決算は増収増益、スマホ浸透率は44%に(ケータイWatch1/30)

ドコモの第3四半期決算の連結業績発表時に、ドコモの偉い人は『ソフトバンクモバイルの新プランは工夫されているもん!』『ドコモもいつも考えているもん』みたいに言ったそうな。
んでKDDIはその大3四半期決算発表にて『あれ(ソフトバンクの新プラン)、高いよね』と、音声通話とデータ通信をひとまとめにした形態は現状のユーザー傾向(音声重視の人はデータ利用が少なく、また逆の傾向も強い)との考えを示したと。

平たく言えば、ドコモはソフトバンクのような音声定額とパケット定額をセットにしたからむしろ安いよねと言いながら実際には通常の使い方で上限を突破しないことが難しい、それどころかもはやこれ上限ないじゃん!定額じゃないじゃん!!という名ばかり定額上限なし従量制復活でパケ死おかえり騙しプランをやっていくつもりがバリバリあって、KDDIは現状は騙しプランする気がないってことね。あぁ全然平たくない。

 
実はおらは、ソフトバンクの新プラン自体は価格自体はアリだと思わないでもないんですよ。
音声定額とパケット定額を抱き合わせってのは選択肢が狭いと思わないでもないが、その恩恵に与れるユーザーが例え少なくともそれが選択肢の1つとして存在するならば(=つまり一部のウィルコム端末のようにプラン固定で選択肢がない状態ではない感じならば)、ユーザーがちゃんと理解出来ればアリなのかなと。
だからSはゴミだが、MとLは辛うじてまぁ価格帯は分からんでもない。高いけど。
もちろんパケット定額は名ばかりで従量制なのは下の下以下さらに下にしてドンさらに倍ぐらいの下劣ぶりなんども。

んで今回気になる点は、ドコモがソフトバンクの新プランを「工夫されている」と言った点。
別にさ、ユーザーの立場からすれば、工夫なんてされてないのよ。音声とパケット抱き合わせなんて余計なお世話だし、上限外され改悪しまくりだし。
ただユーザーから搾り取ることしか考えない極悪キャリアならば、「(ユーザーを騙して絞りとるために次世代っぽい単語を散りばめて実際にはまだなんにも新しくはないモノを新しく見せかけて騙すどころか過去の汚点であるパケ死も新装開店で復活させるため)工夫されている」ってことよね。あぁ長い。
言い換えれば、ドコモもそうやって騙すぞという予言にも聞こえます。

事実として、これはドコモに限ったことではなく3Gキャリア全てに当てはまるが、パケット上限での速度規制の前例があります。
元々これは3Gがトラフィックをさばけないので、あまりにも利用料が多いユーザーは速度制限しますみたいな発想から始まってるのよね。あくまでLTEなどが始まるまでの場繋ぎ的に。
んで次の規格ではそこいらは取っ払って、まさにホントに無線でブロバンみたいな話だったはずなのに、「いやいや、速度規制普通ですから」って風潮に何処かのキャリアが持って行って、速度規制がないのはUQのWiMAXとウィルコムのPHS飲みって話になってまったのよ。

残念ながら、昨今の通信キャリアは、楽な方に流れがちです。
このままではきっと、ドコモも騙しプランを導入し、ソフトバンクではソフトバンクのCMなどで騙された情報に疎い人がむしり取られ、ドコモでその辺りに疎い人がドコモの人に騙されて「こんなもんなんだな」と思って上納することになるのでしょう。

まぁでもKDDIもキャッシュバックなどでは今ではソフトバンク以上にえげつないので、KDDIもどうなるか分からんけどね。

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