SNSを使っているのか、SNSに使われているのか
SNSはほぼ2強、TwitterとFacebookの利用率は40%超~電通PR調査(INTERNET Watch12/26)
リンク先で、電通PRのSNSに関するアンケート調査結果の記事を載せてはる
なんでも、SNSの認知度をサービス別に聞いたら「内容まで知っている」「名前を聞いたことがある」の合計はTwitter98.7%、Facebook98.4%、mixi95.9%、モバゲー94.9%、GREE91.5%と有名どころはどれも90%超だったが、Google+は84.8%、LINEは76.5%とイマイチ認知されていないサービスもあるようだす。
んで利用動向では「現在利用している(ほぼ毎日)」「現在利用している(たまに)」の合計がFacebook41.7%、Twitter40.5%とほぼ2強で、mixi26.7%、LINE23.7%、モバゲー11.7%、GREE9.8%となっており、つぶやきメインのサービスが強く、古参のmixiと無料チャットなどでブイブイ言わせているLINEがそこそこ、ゲーム系SNSはイマイチな感じ。
面白いのは「2013年のSNS界未来予測(自由回答)」で、「SNSが主要連絡手段になる」「SNS婚活での成約率が増加する」などのポジティブ回答が65.3%と多い一方、「SNSは飽きられると思う」「SNSは沈静化する」などのネガティブ回答も23.9%あり、SNSにのめり込むあるいは今後を評価している声があると同時に、早くも呆れ気味の人もいるらしいっぽい。
んで電通PRは「SNSはコミュニケーションプラットフォームとして“常識”だもん」と言い、なんだかんだでまだ伸びるっぽいという見解らしい。
おらは中途半端なネット歴なんですよね。
ネットの最古参クラスの95世代や98世代ではなくって、ほぼ2000・Me世代なんですよ。
んで黎明期は知らないがそれなりにいろんなサービスを見てきて、んで同じ事を感じるんですよ。
人がサービスを使っているんでなく、サービスに人が使われているような状態に陥るなぁ、って。
おらが最初にネットで利用したHP作成サービスはGaiaxでね、そのサービスでは無料で日記も掲示板もあれば各種コンテンツ作成も出来て足あと(兼アクセスカウンター)も存在していた。今時のブログやSNSの原型と言ってもいいようなサービスだったわけです。
んでみんなそれぞれ、自分の発信したい情報を発信していたわけですが、そのうち変な子らが出てくるのよ。
無理して記事を更新したり、無理してコメントしたりする人よ。
毎日毎日知り合った人のすべての日記や掲示板にコメント付けたり、内容が皆無の日記を吐き散らかしたり、ってね。
んでね、そういう子を見ていると、どうみても無理しているか、あるいはサービスに使われているように見えるのよ。
そのうち近しい人があまりにも無理し過ぎているようにしか見えないほどチグハグでトラブルが発生するようなことを書きだしたので言ったのさ。
「日記や掲示板は無理してまでする必要はないよ」
ってね。
そしたらもう激怒でさ。「こんなにコメントしてあげるのに酷い!」とかね。
そんな感じの現象を、おらはHPでも掲示板でもチャットでもネトゲでもSNSでも目撃してきました。メールとかでもそうか。
んでSNSとかでも、そんな感じの人が多いなぁと近頃思っています。
別に自分の気が向いた時にやればいいと思うのよ。SNSなんて。というかネットサービス全般というか、世界にあるサービスなんて、無理してまでやるもんじゃないでしょ。あくまで自分でやりたくってやるだけで。
だから来年…とは言わずとも、そのうちある程度安定してきて無理して利用する人は少なくなり、そこそこのユーザー数を抱えたまま落ち着いてくるんじゃないかなと、個人的には思っています。
どうせならサービスに使われるんじゃなく、サービスを使いこなすようにしたいですな。