『のへのバスマ』が6種類ある理由

ポケットサイズのバス路線マップ『のへのバスマ』は6種類あります。
方面別記号を元に再度まとめて、「HP」「MY」「AS」「JFW」「TNG」「GKH」の6種類です。
「HP」と「GKH」、「TNG」と「GKH」でそれぞれダブっている記号があるわけですが、これには理由があります。

八戸のバスの方面別記号は利用者がより分かりやすくなるようにと定められたもので、中心街を通るバスの向かう方面別に13種類存在しています。
しかしそれは行先ごとの分類であり、途中経路については実は重複していたり、一部路線では逆走していたりすることもあります。
それらをまとめる際にどのような方法が良いのか、とても迷いました。
途中経路が同じ路線は出来るだけまとめた方が利用者の利便性向上につながります。
でも全てを掲載するとサイズが大きくなりコストもかさみます。

それらの検討を重ねた結果、今回は途中経路が同じもしくは近いものをまとめることにし、途中経路は違うが行先が同じ「多賀台団地」を含むHとKをまとめることや、八戸駅に乗り入れる路線などを出来るだけまとめることを加味した結果、現在の6種類となったわけです。

もちろん重複路線を含む「HP」「TNG」「GKH」についての検討も必要です。これは当初から把握している問題点です。
ですからその辺りについては、配布結果から読み取れる利用状況を見ながら統廃合を行う、という手段を2010年度『のへのバスマ』ではおこなっています。

来年度以降の発行については財源の問題が未だにクリア出来ていないのでまだ未定ですが、いちおう来年度は5種類にする方向で動いています。
いずれの形になるにせよこのようなバス路線マップは継続発行することが大前提であり、継続を続けることこそが利用者にもバスにとっても望ましいであろうことから、なんとか来年度以降も継続発行していく道を模索していきたいと思っています。

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