ネット出店無料で被災中小企業を支援(デーリー東北4/27)

中小企業庁がネットショップの出店料最大3ヶ月無料の支援をするんだと。
東日本大震災で被災した中小企業を対象としており、青森、岩手、宮城、福島、千葉、栃木、埼玉、長野、新潟、茨城の計24ヶ所で説明会を開催し、200社程度の出店者を選定。これが6月中旬。
その後、出店準備＆研修会が6月下旬～7月中旬に行われ、8月中旬から「47CLUB」か「楽天」か「ヤフー」のいずれかに出店。んで最大で8月中旬～11月下旬の間は出店無料になると。
八戸では5月22日に八戸商工会館で説明会開催、定員50名、ネット販売の研修会も無料で開くとかなんとか。

中小企業でネット販売に着手していない、あるいはHPをもっていないところは、そもそもそれらをするような人員を雇っていないのではないだろうか？
という根本的な疑問を強く覚えるわけですが、でもキッカケとしてはいいのかも知れません。

ただなぁ…選択肢には独自出店への道ってのも明示して欲しかったな。

　
楽天なり何なりへの出店のメリットってたしかにあるのよね。実店舗で言えばショッピングセンターに入居するみたいなメリットね。
でもネット販売では、独自でやるというメリットもあるわけさ。何より出店料というランニングコストが掛からないわけだし。

まぁどっちがいいのかはその企業が決めることだろうけれども、キッカケとしてはどちらも明示する方がベターな気はするよね。独自でもいろいろあって、安く仕上げる方法もあれば、月うん千円という安くないホスティングサービスを契約して、おそらくこのプロジェクトの数十倍も便利であろう超厚遇サービスの提供を受けるって方法もあるわけなんだし。

ということで、おらの勘ぐりが杞憂に終わって、独自出店についての話も研修の中で教えてくれることを願います。

▼参考リンク▼
中小企業の地域産品販路開拓等支援事業 中小企業応援モールプロジェクト