1月のケータイ純増数、ソフトバンクが首位に返り咲き、MNP首位は4連続でau

事業者純増数累計
NTTドコモ+8万58005971万0200
au+18万11003447万9000
ソフトバンク+22万66002806万1900
ウィルコム+4万7900435万9200
イー・モバイル0370万7000
UQ+19万5100188万3900
総計+73万65001億3220万1200
CORE 3G(D)-0↓12万2100?↓
CORE 3G(S)+6700?↑7万0700?↑
CORE 3G計+670019万2800
1月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
1月の携帯・PHS契約数、ドコモのspモード/iモードが純減(ケータイWatch2/7)
KDDIが4カ月連続でMNP首位、ウィルコムが450万契約を達成――2012年1月契約数(ITmedia プロフェッショナル モバイル2/7)

2012年1月のケータイ純増数が発表されました。
今月首位はソフトバンク、2位にUQ、3位にauで、4位ドコモのウィルコムが定位置のラス、まぁこれだけみればそんなに面白くはない。
でも中身は、今回今までとはまた違った異味で興味深い部分があったりします。

さぁ、今月も穿った見方で行きましょう。
あぁそうそう、イーモバは例の通りTCAに教えねぇとか言っているのですが、うちではそのまま分かっている情報を明示して今後もお送りしますよろしく…イーモバタイミング次第では月2回とかの更新になるかもなのか…めんどいなぁ…あぁでも年4回ならいいか(@ε@

 
ではまず通信モジュールやらプリペイドやらの表です。

キャリア純増計プリペイド通信モジュール実質実質の占める割合
ドコモ+85800+30400+50800+46005.36%
au+181100-4600+54300+13140072.56%
ソフトバンク+226600-10000+14700+22190097.93%
今回はこれがとても興味深いのです。
プリペイドが増えているのはドコモのみ、まぁVitaのヤツです。
んで通信モジュール、今回ドコモ50800、au54300だったのに対してソフトバンクはわずか14700増で留まっています。
んでプリペイドと通信モジュールを引いた実質ではドコモ、au、ソフトバンクがそれぞれ4600、131400、221900とかなりの差が開く形となり、実質が純増全体に占める割合ではそれぞれ5.36%、72.56%、97.93%という結果となり、今回はソフトバンクが水増ししないで、ドコモとauが必死こいてやったっぽいくなっております。
でもこれは違う意味で興味深いんですよね。
ソフトバンクの今までの通信モジュールなどの増減傾向は、何故かギリギリ純増トップ、あるいはトップに慣れなかった時に多く、余裕でトップの時には少ないんですよね。
まぁたまたままかも知れませんが、あまりにも合致していると今までも思って来ましたが、今回もそう思わずにはいられない数値です。
まぁ所詮キャリア次第でどうとでもコントロールできる数字ですけどね、月末に『ヤバイぜ!お得意様に「端末代も基本料も無料でいいので契約して下さいorz」ってやって水増しせねば!!』ってやってたとしてもね。あくまでおらの妄想ですが。
ある意味本当に純増数は当てにならない指標と成り下がっておりますな。

次に音声向けのIPの表。

キャリアIP純増IP累計IP純増割合IP契約割合
ドコモ-2810051680400-32.75%86.55%
au905002816810049.97%81.70%
ソフトバンク1951002152900086.10%76.72%
これはまぁ順当と言いますか、そりゃそうだろうという感じです。
ドコモは今月音声ジリ貧ですし、auもイマイチですし、ソフトバンクは今月水増しが少ないし、ってね。

そしてMNPの表。

キャリアMNP純増純増全体占める割合
ドコモ-9930085800-115.73%
au5330018110029.43%
ソフトバンク4600022660020.30%
今回もドコモのみ純減で、auがMNP純増首位という結果です。

では前置きが終わりましたのでキャリア別いきます。

今回首位に返り咲いたのはソフトバンクです。

まいど気になる地域別の東京は首位で120800増です。純増全体の53.31%。
東京以外では東海、北陸、関西も1位で、それ以外の地域では2位です。

んで今回はなんと言っても、通信モジュールが少ないんですよね。純増全体の1割にも満たない。
プリペイドも-10000だし、もう純増のほとんどが実際の音声端末ぐらいの勢い。
Yahoo!ケータイの純増も195100と純増全体の86.10%と他キャリアを圧倒する数値を計上、すごいなぁ。

んで前置きでも触れたように、おらはこれが本来のソフトバンクの純増だと思っています。
実際問題として、ソフトバンクの純増は少なくないと思います。
でも今回触れたような純増首位を守るために水増ししているとしか思えないような変動が、あまりにもタイミングよく起きすぎるんですよね。
加えて言えば、都内であまりにもソフトバンクが繋がらない、安定しない、通話がすぐに切れるという情報もあるのよね。

そう考えた時、ソフトバンクはあの手この手でユーザーを増やしたはいいが、そのユーザー数に対しての通信品質は追いついていないというこれまでもあった不安が、より現実味を帯びてきたと言える気がしてならないのですよ。

という妄想ベースでソフトバンクを信じちゃダメよ♪ とか言いながら、今後ソフトバンクが本当の意味でのケータイキャリアになってくれることを願ってやみません。

さて、今回2位はなんとUQです。

Xiの321100には負けますが、それでも195100増は立派なもの。
その原動力は、やはりauのWiMAX対応ケータイなんでしょうな。
今後も期待できそうです。

今回3位はauです。まぁ実質で見ても3位と。

地域別では北海道、東北、中国、四国、九州で1位、北陸が3位であとは2位という感じで全国的にまずまずの好調。

通信モジュールは今回+54300で3キャリア中最多、プリペイドは-4600で普通、差し引きで実質131400純増って感じ。

EZweb/ISweb純増は90500で純増全体の49.97%。

MNPは今月も首位キープですが、ソフトバンクが背後に控えておる感じね。

一時期の不振を脱したのか、はたまた他が抜きん出たり勝手にこけたりしているだけなのかそこそこ安定感のあるauですが、KDDIでの抱え込みのアレなどの効果で今後更に伸びるのかどうかに注目ですな。

さて、今回4位、いやいや実質で言えばウィルコム以下では? とも思われるのはドコモです。

もうとにかく不振でして、地域別純増は北陸と九州は2位なんですが、東北、関東、東海、中国、四国は3位で、北海道と関西に至ってはウィルコムにも負けて4位という有様です。散々たる結果というヤツね。

んで前置きの通り、今回はプリペイドと通信モジュールを除くと実質純増はわずか4600、しかもMNPも一人負けで、iモード/spモードも純減で、FOMAも大幅減という状態にありましてかなり厳しいです。
しかしこれはVitaはまだ好調であるということも意味しており、またXiも321100増と非常に好調であることから、まだ武器は廃れていないということも出来ます。

まぁちょっと障害でやっちゃったって部分もあるのでしょうが、それでも尚、全国的に見た時のエリアと通信品質ではドコモが秀でていると思われます。
今後が楽しみですな。

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さてウィルコム、毎度のドンジリキープです。

地域別では北海道と関西でドコモを破って3位、まぁ他は4位と。いつも通りです。
CORE 3Gもけっこう増えました、セット販売しまくっているからなぁ。

近頃可もなく不可もなくで面白みがないウィルコムでした。

今回珍しく通信モジュールの増殖なしだったソフトバンクは余裕を持って首位を獲得。
2位にはUQが躍進し、3位のauは安定感を取り戻しつつあり、4位のドコモはVitaのプリペイドとXiという2つの武器の好調をも台無しにするような音声の不振をみせ、ウィルコムはいじるところもないと、何気にいろいろと変化があったわけですが、新ブランドや新サービスの導入などが今後控えていることもあり、まだまだ目が離せません。

来月も楽しみです。
あと個人的に、そろそろウィルコムの新スマートフォンの発表に期待したいと思います。まぁそれが投入された所で純増には繋がらないだろうけどね、

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1件のコメント

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    900がらみで????

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