『プラチナバンド(700/900MHz帯)』はコストもプラチナなのか
2011年10月14日
リンク先記事で、「700/900MHz帯を取りさえすれば全て解決みたいなことを言っているのは間違いだもん!」みたいなことを扱ってはる。
なんでも2GHz帯よりも制御が大事で、その為に高い場所から電波を落としてやらんといけず、900MHzだと2GHz基地局の2倍の高さの鉄塔に2倍のサイズのアンテナを立てるってことを新たに構築せねばならず、すぐに出来るはずがないみたいな内容です。
でもドコモやauが700/900MHz帯をゲットしたら、既存の800MHz設備の再利用ですぐにエリア展開可能とかなんとか。
んで『プラチナバンド』は利点もプラチナだが、その為のコストもプラチナかもめ、みたいな話。
まぁこの意見だけが正しいとは思わないが、おらもソフトバンクやイーモバが「700/900MHz帯さえもらえれば全部解決だもん!」みたいに言うのにはなんだかなぁと思ってます。
だってね、周波数が違ったらやっぱり設備も違ってきますもの。
んで言うまでもなく、今までどのキャリアも、自分の割り当てられた周波数帯でエリア展開を長い時間を掛けてやってきたわけよ。んで早くからやってきたキャリアは当然先に周波数帯をもらえて、途中でコケたキャリアはそれらの展開が滞ると。
だからエリアの問題は周波数だけではなく、むしろそれまで積み上げてきたエリア整備のための積み重ねの結果だと思うんですよね。
たまにこんなブログにやってきて「ソフトバンクの電波が悪いのは周波数のせいだ」と力説する人がおるが、それ以前の問題も理解して欲しいなと思いますですはい。