8月のケータイ純増数、今回は普通にソフトバンクが首位?

事業者純増数累計
NTTドコモ+18万20005879万2400
au+7万31003353万3300
ソフトバンク+23万90002638万3700
ウィルコム5万4900409万5100
イー・モバイル+7万5000350万1000
UQ+6万0200116万0900
総計+68万45001億2770万5400
CORE 3G(D)-0↓12万2100?↓
CORE 3G(S)+8300?↑5万0500?↑
CORE 3G計+830017万2600
8月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
8月の携帯・PHS契約数、ソフトバンクが純増首位を堅持(ケータイWatch9/7)
ドコモとKDDI、スマートフォン増強でMNP転出数に歯止め――2011年8月契約数(ITmedia プロフェッショナル モバイル9/7)

2011年8月のケータイ純増数が発表されました。
今回はソフトバンクも激しくやっちゃった感はなく、まぁ普通に首位です。
んで2位にドコモ、なんか近頃この二強の一騎打ちが続いていますな。
3位にイーモバ、4位にau、UQ5位の6位にウィルコム。まぁ普通。

ただ要素要素で見ると面白い部分もあったりしまして、ちょっと流れが変わったのではないかとも思われます。

さぁ今回も突っ込んでいきましょう。

 
ではまずは前回から初めて見た通信モジュールやプリペイドを分けて表示してみようか表から。

キャリア純増計プリペイド通信モジュール実質実質の占める割合
ドコモ+182000-1700+35500+14820081.43%
au+73100-14100+36500+5070069.36%
ソフトバンク+239000+3300+50300+18540077.57%
今回は先月のようなソフトバンク超通信モジュール水増しはないようで普通に首位だったであろうことが見受けられます。
若干のばらつきが見られるものの、各キャリア似たような感じ。ちょっとauが通信モジュールの割合が多いかなぐらいね。

では今回は水増しなしでも首位のソフトバンクから。

まいど気になる東京は132200で純増で1位、純増全体の55.31%を占める。
地域別では北海道から関西まで1位、中国四国九州でドコモに負けて2位という感じになっています。とは言っても北海道、東北、北陸では2位と僅差。

通信モジュールは+50300と多少多いがそれでも割合的にはまぁそんなでもない。
プリペイドは毎度おなじみ一人純増です。

MNPは今回少し減って+37300、ドコモから25300、aから12100ぐらいかっぱいでます。

Yahoo!ケータイの純増は136900、純増全体の57.28%増。Yahoo!ケータイを契約しないユーザーが実質から引くと50000ぐらいいるのかなるほど。

リンク先記事ではiPhoneの契約やULTRA SPEED対応モバイルWi-Fiルーター、みまもりケータイ、デジタルフォトフレームが好調と言っているが、今回はまぁその通りかなという感じもします。

でも先月の件もあるので、いつものあれは言っておきましょう。

ソフトバンクには気をつけろ!

そう言えば昨日リサイクルショップにソフトバンクのフォトフレームが並んでいてビックリしたなぁ…2900円…

今回2位はドコモです。

地域別では中国、四国、九州が1位、北海道~関西は2位、ちょうどソフトバンクと1位と2位が逆担っている感じです。

通信モジュールがは+35500でプリペイドは-1700、主要3キャリアで一番通信モジュールに頼っていない感じです。

んでiモード/spモードが今回もすごい、293800増で全体の161.34%です。なんかmovaからの移行がかなりあると思われるので、その辺りが機種変時に契約したのかも知れませんな。

MNPはマイナスですが、まぁ近頃にしては少ない感じです。

あとドコモはLTEは相変わらず好調で+90500、ある意味データ通信では首位独走です。

地味に強いドコモからはかつての強さを感じられます。
ソフトバンクにどこまで迫れるのかがポイントですかな。


今回3位はイー・モバイル。
特にいうこと無し。ジャパネットたかたなどの抱合せに感謝かな?音声頑張れ。

4位はauです。

地域別では九州が4位であとは3位、でも中国はウィルコムと同率3位。かなりウィルコムと競り合っている感じがします。
これに通信モジュール数を考えると…もしかしたらウィルコムに負けている可能性も…

あとEZweb/ISweb純増がちょっと低すぎる、+14100しかなく、純増全体の19.32%にしかならないのよね。

なんか近頃おかしいよね、au。
もしかしたらソフトバンク以上に何かやっているのではないかと勘ぐってしまいますよ…単にカーナビ等の方面で売れまくっているのだと思いたいところではあります。

今回5位はUQ、好調維持。

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6位にはウィルコム。

今回九州が3位で中国が同率3位、あとは4位。でもかなりauに肉薄しているのよね。
見ようによっては既にauを射程に捉えている感もありますが、まぁもう1つの未来をソフトバンクに潰された事実は否めず、今後いつまでこの状態が続くかには疑問を覚えます。

その一方でCORE 3Gは好調なのよね。まぁ抱き合わせ販売効果なのだろうが。

何気に好調になったようにウィルコムですが、違和感も覚えます。
やはりウィルコムユーザーはいずれ別のキャリアを模索しなければならなくなりそうですな…

今回は普通に首位だった感じのソフトバンクですが、2位のドコモがすぐ後ろに控えており、このトップ争いが今後のポイントの1つとなりそうです。
またauとウィルコムの音声ドベ争い、データ通信でのイーモバ、UQ、Xiの争いなど、部分部分では興味深い点が見えてきています。
しかし一番のポイントはやはり、ソフトバンクがヤバくなったらまた大量水増しのようなことをしでかすかどうかだと思うのはおらだけでしょうかね?
いろいろ気になる今後のケータイ業界です。

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