震災後の蕪島のウミネコ(大地震後の八戸シリーズ)
2011年3月31日
今回の地震と津波で、蕪島自体とウミネコについても心配している人もいるかと思うので、その辺りについて。
蕪島自体とウミネコにはほぼ影響なしだと思います。
一部フェンスが倒れているが、周辺に比べると被害は極めて軽微に見える。
ウミネコはいつも通りマイペースで、お稲荷さんの上に乗っかって鳴いたりもしている。
裏にもウミネコがワラワラと。人などおかまいなしに自由に飛ぶのもいつもどおり。
だが周辺地域を見下ろせば、やはり津波の爪痕は大きい。
いつもと変わらない蕪島のウミネコと、今まで見たことがない蕪島の周辺が同時に存在している光景は余りにも違いすぎて、とても受け入れられるものではない。
冷静に考えればあれだけ高い蕪島全体が津波にのまれるはずもなく、また子育てが始まっていないこともあって津波に気づいたら普通に飛んで逃げるであろうウミネコ、ある意味では人よりもはるかに余裕を持って退避したのではないかと思われます。
ただし周辺の被害が甚大ですので、観光で訪れる際には足元の注意などが必要です。
それでもやはり個人的には蕪島には来て欲しいと思っています。
その為にも早期の復興とその為の支援が必要なのだと思います。
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