生き物を飼うことには『エゴ』が無縁ではないと思います

猫カフェ 癒し求めてファン次々(デーリー東北1/7)

青森市の猫カフェ「ぽんぽろ」が人気だそうな。
2010年8月オープンから12月末で4000人来店、ってことは1日平均約26人がネコ約10匹を目当てできているわけね。
んでネコらはNPO法人アニマル・サポート青森が保護した猫たちだそうで、場合によっては譲渡も出来るっぽい。

わーいねこだわーい”\(@▽@ /”
と大喜びでネコ好きが集まりそうな感じましますが、ネコに限らず生き物を飼うことって、大なり小なり人の『エゴ』が含まれているとおらは考えます。
その象徴的なのが各種ペットブームでね。小型犬ブームの裏では多くの奇形の子らが処分されていたり、アライグマや外来カブト・クワガタなどのブームでは飽きられた個体が「自然に帰そう、その方が幸せだよね」という都合の良い言い訳で密放流されて在来種に大きなダメージを与えたりしているわけですが、そこにはたくさんのエゴが存在するわけですよ。「かわいいから飼いたい」からの「飽きたから捨てる」という人の身勝手だったり、金儲けのための交配だったりね。
普通に本当に生き物が好きで飼っている人だってさ、実はその生き物のほとんどは外国などで捕獲されたか、あるいは人の手で商売目的に繁殖させられた生き物であって、エゴと無関係ってのはありえないわけだ。
ただそれでも、ある1点だけはエゴイズムを出してはいけないと思うんだ。
それは、飼育種と野生種との垣根を超えることね。

犬でも猫でも魚でも虫でも何でも、飼育している生き物を逃がしちゃダメよ。
また人の管理下に在る以上、飼育種は人が繁殖管理まで責任をもつべきです。
それをせずに表面上の猫可愛がりだけをするのはね、動物を愛していると勘違いしているだけのゆるやかな動物虐待なわけです。

だからそこをカバーするといいますか、あらたなる出会いの1つの形としての『猫カフェ』ってのは、おらはアリだと思っています。
八戸でもそういう目的での猫カフェや犬カフェや魚カフェが出来て欲しいもんだと思います。先立つ物さえなんとかなったらおら魚カフェやるのに…もちろん引き取りから譲渡もありでやるのに…誰か資金援助を…とか言っておこう。

▼参考リンク▼
猫カフェぽんぽろ
ぽんぽろブログ
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