ポケットサイズのバス路線マップ『のへのバスマ』リリースです。

ポケットサイズのバス路線マップ『のへのバスマ』の一般配布が昨日から始まりました。
最初の配布となる場所となるのは、八戸市八日町のBeFMの店頭にあるフリーペーパーの棚です。

↑こんな感じで全6種類が並んでいます。

『のへのバスマ』とは、八戸市の「八戸ポータルミュージアム市民企画事業助成事業」を受けて行っている、八戸市内の路線バスのバス停及び路線が載っているフリーペーパーであり、方面別に6種類用意されています。
八戸市内のバス路線を中心街(C)で区切って方面別に、「HP(八太郎方面、ピアドゥ・ラピア方面)」、「MY(湊・鮫方面、柳橋・金吹沢方面)」、「AS(旭ヶ丘・大学方面、市民病院方面)」、「JFW(是川・縄文方面、二ツ家・南郷方面、白山浄水場・ニュータウン方面)」、「TNG(田面木方面、根城大橋方面、五戸方面)」、「GKH(五戸方面、桔梗野方面、八太郎方面)」の6種類、これは八戸市などが設定した方面別記号に準じたC以外の13方面を、途中通過バス停などで再度整理し直した結果の6種類です。HやGが2つあるのは通過バス停の関係です。

全ての路線を網羅することも可能でしたが、あえてそれはやっていません。というのも、バス利用者がまんべんなく全方面を利用するとは考えづらいからです。
少ない人なら1方面のバス路線さえ知れば事は済むわけでして、その人に取っては必ずしも全路線が載っていてもありがたいわけではない、むしろ邪魔になるはずです。
また全路線を載せるならばポケットサイズの実現は難しく、それは携帯性を損なう結果となります。
故に方面別に6種類用意しているというわけです。

 
それ以外の特徴としては以下のようなものがあります。

○全てのバス停が載っている
実は世にあるバス時刻表の路線やバスマップでは、主なバス停しか載っていないことがほとんどです。まぁ紙幅の関係で仕方ないことなのですが、でもそれが故にバスに乗り辛いという現状も存在します。
バスに詳しくないとバス停が分からない、それではバス利用には好ましくない。
だから「のへのバスマ」では、路線に特化することで、また6種類に分けることで全バス停を掲載することを実現しました。

○各路線は1本の矢印
路線ごとに、バス停を貫く1本の矢印で表現しています。 これは分かりやすくする為です。
まぁいろんな表現方法があると思います。色で表現したり、途中分岐したりね。
でもね、それで分かる人は、バスに詳しい人なんですよ。一見で初めて見た人には分かり辛いんです。
だから「のへのバスマ」では、バス路線は全て1本の矢印で表現し、途中の経路が同じ物だけを1つの矢印としてまとめています。
仮に終着地が同じでも途中経路が違うバス路線は別の矢印で現しており、矢印の通過するバス停はそのバスが通るバス停というわけです。

○同じバス停は出来るだけ1つに
同じバス停は出来るだけ1つにまとめ、無理な場合でも出来るだけ上下に並ぶように配しています。
これにより、目的のバス停を通過する他のバス路線までも比較検討対象として探しやすくなっています。

サイズは約93mm×約68mm、サイフや胸ポケットに入るぐらいのサイズです。名刺よりはちょっと幅広という感じ。
あくまで『バス路線マップ』なので、掲載しているのはバス路線とバス停のみです。時刻についてはケータイやバス停、あるいはバス会社発行の時刻表で調べて貰う形です。その時刻を調べる前提条件のバスを知る為のモノ、と理解下さい。

本年度はテスト発行の意味合いで、助成金を受けて作っています。
まずは第1版としてBeFMから限定配布開始。12月中にもう2ヶ所で配布します。
年明けからは第2版の配布が開始され、こちらは第1版配布の3ヶ所に加え、随時設置場所を増やしていく予定です。また設置希望の企業さんなども募集しております(バス停そばの店舗などでは効果があるかと思われます)。設置はもちろん無料です。置いていただくだけでもありがたく思いますので、ご協力いただける企業さんは是非ご連絡を下さい。

来年度は広告主を募集し、それを財源に発行することを目指しています。
正直なところ、原版開発にかなりの時間と労力を費やさねばならず、また発行に関する費用も個人負担ではシャレにならない額になります。
でもこのようなバス路線マップは必要だと考えます。
市民のためにも、観光客のためにもです。

もしお金を払って広告掲載をしてもよいと考える企業さんなどがありましたら、ご協力をお願いしたく思っています。

お問い合わせは専用メールアドレス『bm@nohenet.com』にお願いします。


↑本日確認したところ、昨日設置した全60部の内、半数以上が無くなっていました。設置ラックの都合で1種類10部設置していますが、10部全部無くなっているモノもありました。内心全然減っていないのではと心配にもなりましたが、この結果をとても嬉しく思っています。
昨日14日にBeFMさんに設置したことはどこでも告知していませんでしたので、おそらくはBeFM関係者及び最寄りバス停「八日町」の利用者さんが持って行かれたのだと思います。
1日しか経過していないのに語るのは早計とは分かっていますが、やはり「のへのバスマ」は必要な存在だと考えています。

本当ならばもっと早くから告知と周知をした方がベターだったとは思いますが、なにぶん八戸では前例も無い取り組みですし、また今回「のへのバスマ」上で紹介している企業・施設様の関係もあり、確定するまでは大々的には情報発信できずにおりました。
でもようやく、それらについても言うことが出来ます。

出来るだけ多くの人がバス路線の存在を知るためにも、またバス利用者の路線を維持するためにも、さらには観光客が安価に移動する手段を知り得るためにも、多くの人のご理解とご協力をお願いします。

これが私が提唱する八戸活性化のための既存のモノを活用しつつ、よりその活用を拡大する為の策の1つです。
これからも頑張っていきます。

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1件のコメント

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    こんばんは、お久しぶりです。ペペロミアです。 八戸近郊・中心街時刻表のサイトを管理しているペペロミアです。自分は、イトーヨーカ堂のサービスカウンターで手に入れました。
    制作に相当時間がかかっていますねえ。
    丁寧なマップだと思います。
    これからも頑張ってくださいねえ

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