3月のケータイ純増数、ドコモが首位、ソフトバンクは2G停波で純減、ウィルコムは…

事業者純増数累計
NTTドコモ+38万95005608万2100
au+30万54003187万2400
ソフトバンク-12万14002187万6600
ウィルコム-5万8900411万2500
イー・モバイル+9万4300235万1800
UQ+8万670015万0300
総計+69万56001億1644万5700
CORE 3G+89009万8700
3月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
3月の携帯・PHS契約数、
春商戦で各社が好調(ケータイWatch4/7)

2G停波でソフトバンクモバイルが純減――2010年3月契約数(ITmediaプロフェッショナルモバイル4/7)

2010年3月のケータイ契約者数が発表されました。
今回は当たり前のドコモ純増トップ。
ソフトバンクは2G停波の影響で再開、まぁこれも当然。
3ヶ月ぶりのUQ純増はまずまず。
そしてウィルコムが何故か6万弱の純減に止まっていたりします。

さぁ、今回も内訳が楽しみですな。

今回なるべくして純増首位となったドコモから。

今回はソフトバンクの2G停波の影響で、全てソフトバンクに勝っています。まぁそりゃそうだ。
地域別に見ても北海道だけauに負けていますが、それ以外の地域は全部首位を確保です。
まぁ今回は当然ですよね。
ただし、auとそれほど差が開いていない地域も多いので、ドコモ圧勝とまではいかない感じです。

iモード純増数は240200で純増全体の61.65%、これはけっこう高い数字。ただし普段よりも純増数が多いので、新規での端末最安条件でのiモード加入がiモード解除を上回った結果と言ってもいいかと。
MNPでは31800の純減、これを見ると相変わらず番号を持っての他キャリア移行は未だに多いようです。

今回も穴の無い強さを見せたドコモ、ある意味ソフトバンクの不戦敗でもありますので、ドコモが好調かどうかは来月以降を見てからの方が良さそうですな。八戸での家電量販を見るとドコモ元気なんだけどね。

はいau、今回2位だって久しぶりー。実質的にも2位だと思います。

今回地域別では北海道が1位、それ以外が2位です。ソフトバンクの2Gのあれがあるとは言え、まぁこれは悪くない数字よね。ドコモと差がそんなにない地域も多いし、ドコモぐらいには好調なのかなぁと思ったりなんだり。

EZweb純増数は259900これは全純増に対して85.16%に相当。相変わらずキャリア内インターネットの利用率は高いであろうことが伺えます。

MNPは10000の純増、ソフトバンクには負けているものの好調と言っていいでしょうな。

なんか八戸の家電量販とか見る限りではそんなに元気が無い気がするauですが、けっこう好調だったようですね。ドコモやソフトバンクに比べると端末ラインナップに派手さが無いことを考えれば、やはり実際に使う人に受け入れられているような感もあります。
今後の動きに注目です。

はいイー・モバイル…純増順だからこんなところで紹介とは…まぁ中身はいつも通りです(毎回だなぁ)。

音声はダメ、抱き合わせが頼みの綱だがそうそうPCとか売れるわけじゃないのでケータイ契約シーズンの波には乗れないと。
EMなんちゃらは1100の純減、まぁ音声あれだからね。
MNPは500の純減、MNPでわざわざ移るとは…という気がしないでもない。前から気になっていたが音声で2年使いきらずに途中解約での移行とか?
まぁこれぐらいしかいじれません。地域別でどうなっているのかを見てみたいものです。

UQも3ヶ月ぶりにきてまーす。
86700の純増で契約総数を倍にしてまーす。
これからどうやって契約者数を増やすのか気になりまーす。
良くも悪くもいじりどころがなくって寂しいでーす。

ウィルコムストアさてウィルコム…どうした?
おらもう10万とか20万とかの大純減で400万契約を割り込むかと思っていたら、6万弱の純減で止まってますな。

あのさ、いちおうのケリというか道筋がついたじゃないですか。まだ本決まりしていないのか、どこかの会社の都合でまだカミングアウト出来ないのかは知りませんが、現行はいちおうキープの、XGPのためのはずなのにXGPはとりあげられでそっちは不明、ってね。
その上で『あぁもう無理!XGPなくなってもうPHSの進化無理!!ソフトバンクのあほんだらぁ!!!!!』って言って逃げる人がワンサカだと思ってたわけですよ。世間では『ウィルコムってなくなるんでしょ?』って言う人もおるし。まぁ厳密には現ウィルコムでは無くなるのだろうが。
だからそこいらを覚悟していたので、純減なのに「え?こんなもんでいいの??」っておら思ってしまった。

話を戻して、

地域別では全地域純減。関東と関西が超多くて、その他も多いと。
あとはまぁ…いやなんでこの程度で収まっているんだ?
先月やこれまでと比べるとたしかに関東の純減が多いのだが、それが若干少ないってぐらいかなぁ、強いて言えば違いは。でもその理由が思い当たらないし…ハイブリがパケット代無料になりました効果? とりあえずBEE系ではないよね。

まぁこれからどのように再建していくのか次第なのですが、それが見えるのは5月終わってぐらいなんですかねぇ。
これからを見守りましょう。

さぁお待たせ、珍しく最期にいじるソフトバンクの時間です。
今回は2G停波のせいで純増最下位となったソフトバンクモバイル、内訳を見ても今回は主要3キャリアで最下位かも知れないぞい。

今回もやはり東京への超偏重傾向は健在なんども、それでも15000の純増といつもよりはあれな結果。
地域別では関西が純増で、それ以外は純減。まぁ全地域3キャリア中3位です。まぁ仕方ない。
またYahoo!ケータイも純減、まぁそれだけ解約多かったぞっと。
MNPは純増トップの22400、メインケータイとしてソフトバンクに特攻する人はまだまだ多いです。

といういつものいじりでは何も見えない特殊な月なので、ちょっと今回は目線を変えてみましょう。

今回121400の純減だったわけですが、これには純増した3Gと純減した2Gが混ざっています。これがまず3Gが+422300の2Gが-543700だったと。
でも実際には2Gから3Gに移行した人もいるわけで、ケータイWatchによると2Gから移行しなかった人が約38万件、これが実質的な解約となっているそうな。
つまり、2Gからの移行に絡まない実質的な純増から38万を引いたら-121400になったわけなので、2G停波がなかったとしたらの実質純増は258600となるわけです。2Gユーザー約54万の内約38万が解約なので移行は16万、実質純増と合わせると42万弱、ソフトバンク3Gの純増は422300なのでほぼ合ってる。
さらにこれに、いつもの抱き合わせ通信モジュールと思われるものが9万超含まれると。まぁ優しい目で約半分の5万ぐらいだけそれだとしても、差し引き実質純増は20万ちょい。

と考えると、ソフトバンクは実は2G停波の影響抜きでもドコモにもauにも負けていたことになります。あるいはソフトバンクが得意とされている調整で、都合悪い部分を2G停波のせいにしたのでしょうかね。

まぁいずれにしても、今回のソフトバンクは負けたと言っていいでしょう。
来月以降巻き返せるのか、あるいはこのまま2G停波の影響とか言い続けるのか、来月以降がとても気になります。

今回、予想していた2G停波の影響以上の変化がソフトバンクにあったようにも思われます。
またウィルコムはウィルコムで思ったほど純減していないが不思議な感じ。
いったい何が起こっているのか、そして2010年度に何が起こるのか、来月の純増数からも目が離せませんな。

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2件のコメント

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    ジャパネット・・・でイモバ100円PC売ってるけど・・・・?

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    ジャパネットでも売っているし、家電量販のPC売り場でも売っているよね。他でも隙あらばイーモバかNTT光辺りの抱き合わせでいろんな場所で売っているよね。これみんな知っていることよね。
    ほっといても売れたらそんなことしないよね?言い換えればそこまでやってこれしか契約ないってことよね?
    ついでに言えば、音声は抱き合わせで売っていないよね?
    考えようね(=ω=A;

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