使用済み核燃料、核燃料としての再処理はともかく処分用処理は必要よね。
2009年9月3日
再処理工場完成延期「原発運転に支障なし」(デーリー東北9/3)
六ヶ所再処理工場の完成延期の影響で全国の原発に使用済み核燃料が溜まりすぎて原発が停止するのではという可能性に付いて、電気事業連合会が「工夫するから大丈夫だもん」というようなことを言ったらしい。
おいら基本的に核燃サイクルには反対です。
何故なら大量の核のゴミが発生し、大量の放射性廃棄物を空やら海やらに放出し、ついでに大量の資源を浪費するからです。まぁたしかに原発だけで見ればCO2発生ゼロなんでしょうが、その前段階の処理や使用済み核燃料の処理に必要なモノを考えたら大量のCO2が発生していますよ、ってね。
そういう意味で、使用済み核燃料を再処理してMOX燃料を作ることには反対、エコどころか昔に決めちゃったことを押し通すだけのエゴでしかないと思っています。
ただ使用済み核燃料の最終処分の為の処理は必要だと思う、というかしないとまずい。これをやらんと本当に原発の操業が困るからね。別に原発が好きなわけではないが、現状これだけ電気を浪費する社会になっている以上いきなりは無くせないわけでね。ある意味ネットなんて電気の無駄遣いの最たるものかも知れないし、あぁ耳が痛い(;ω;
あとは最終処分地は早く決めんとヤバいべな、そのうち六ヶ所にたっぷり押し付けられそうな気もしまくり。
ということで、個人的には六ヶ所再処理工場は再処理しないで最終処分処理工場にして欲しいなぁと、そして早いとこ最終処分場を決めて欲しいなと思うばかりです。核燃サイクルがクリーンでエコなんて、部分抽出した情報を誇張表現するソフトバンク的手法でしかないですからね。