八戸中心商店街、必要なのは差別化だけでなく敷居を下げる事では?

八戸市民 中心街に行く回数「減った」55% (デーリー東北4/9)

リンク先記事に、八戸商工会議所と八戸市中心市街地活性化協議会が行なったアンケート&インタビューで、中心街に行く回数が減った人が55%と半分以上で、若い世代は比較的多く訪れているが、30~40代は車利用時の利便性の関係で回数がかなり少なく、訪れる目的は飲食などが多いということが載ってはる。
また「調査からの考察で、今後の中心街の在り方としては、評判の高いレストランやセレクトショップの集積による郊外との差別化などが必要としている。」とも書かれてはる。

まぁあれだ、街にしかない魅力的なお店があれば確かに武器にはなるよね。
でもさ、それと同時に、敷居を下げる事が大事じゃないかな?
つまりあれだ、駐車場問題を解決する事ね。

これはラピアが出来た頃からズーっと言われていることで、昨年無意味なICカード化というネットで調べれば導入コストがやたら高くて共通駐車券には向かないと30分で分かることをわざわざ調査名目でお金と時間を掛けまくって結局白紙ということをやらかしたのは記憶に新しいところよね。
でもね、本質的な部分はもう答えが出ているのよ。

(1)まずは各駐車場の足並みを揃える。
(2)そして多くの店舗で共通駐車券が使えるようにする。
(3)利用法を簡単にして使いやすく。
(4)最期にもっと露出させて多くの人に認知してもらう。

これです。

まぁその考えを元に、私は以前『中心街に足らないモノと中心街だけに存在するモノ』という記事を書いたりしましたが、今回はもっと具体的な理由をば書いてみます。例によって勝手にね。

おらがポイントカードに共通集車検をまとめるように考えたのは、(3)の部分です。
現状の共通駐車券の問題点は、どこで発行しているか(もらえるのか)が分かり辛い点と、駐車場ごとに料金が違う点です。
それを回避する為に私は以前ポイントカードにすればよい、と提言したわけです。
ポイントカードだと説明も楽ですし、100円で1ptとしてもバーコードカードなどでネット経由で一括管理してしまえば当日お買い物分だけ何倍かにすれば駐車場代に当てられるでしょう(1000円で10ptで20倍なら200円分の駐車場代となる、みたいにね)。
しかも駐車場でもW-ZERO3のような端末でソフト開発してバーコード読み取りで対応させればだ、共通駐車券への引き換えもいらないわけです。お店でポイントカードに貯めて駐車場で使う、それだけ。
このようにして利便性を高めていけばそのうち認知度も上がるでしょうし、「食事すれば駐車場タダだから街にしようか」とラピアやピアドゥ、下田ジャスコなどと同じ選択肢に立てるわけですよ。

んでポイントカードなら(1)も可能でしょう。導入コストだけがネックですがバーコードカードならば市販の端末と紙カードと地元の企業にソフト開発さえしてもらええばICカードのような高額にはなりませんし、現状だって発行&換金に関する費用はあるわけで検討する価値はあるはず。また金額が書いてある共通駐車券ではないので、駐車料金差でのある種のユーザー動向もいまよりは一律化できるでしょうよと。

また(2)も現状よりは可能でしょう。なんていったって街全体がポイントカード的にSCのような感じにすることも可能なわけで、そういう意味でも価値はあったはず。

(4)だってポイントカードなら中心街のお店のチラシの端っこに載せてもらうとか、祭りの際にもポスター貼るとか、いろいろやれるはずなのよね。

というようなきてもらうための敷居を下げないとさ、単に有名店をよんだだけでは軌道に乗れずに撤退とか、SCに移転するとかそういうことになりかねないでしょうよと、そうおらは思うわけです。

まぁ現状のやり口を大きく変えないでというならばさ、共通駐車券を100円券150円券じゃなく、1時間券、2時間券で当日消印のみ有効とかにすればさ、お客さんは駐車場を覚えていたり注射件を持ってこないといけないだったりは要らないわけで、そういう当たり前の発送を中の人には望みたいなと思います。

データをもっているだけでは意味がないんすよ。
昔おいらに「おれは有名大学言っているから、おまえのようなバカに分かるような低レベルな話はできないんだよ!」と言った人がおりましたが、本当にレベルが高いならレベルの低いとしている人に前理解できるように噛み砕いて説明出来るはずです。それこそが知識を知力としている証拠です。
データを単なる知識に終わらせるのか、あるいは知力へと昇華していくのか、見物ですな。

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