ウィルコム、FOMA網利用のデータ通信サービス「WILLCOM CORE 3G」を発表

「WILLCOM CORE 3G」のサービス提供について ~100%の全国エリアをカバー 最大7.2Mbpsの法人向け高速データ通信サービス~(ウィルコムプレスリリース3/4)
ウィルコム、ドコモ網利用のデータ通信「WILLCOM CORE 3G」(ケータイWatch3/4)

ウィルコムがFOMA網を利用したデータ通信サービス「WILLCOM CORE 3G」を3月9日より提供すると発表しました。
速度は下り理論値最大7.2Mbps、上り理論値最大384kbpsで。
対象ユーザーは法人のみ、5回線以上で契約できる。
料金は2段階定額制となり下限金額は945円で30万パケットまで利用可能。この下限金額分の1回線辺り30万パケットは同一請求先間で分け合うことが可能。つまり10回線契約した企業であれば、その10回線内で計300万パケットまでは最低支払額で利用することが可能となる。
30万パケットを超えた分は1パケット0.0126円計算で課金され、回線契約数が5~14回線では上限が7980円、15回線以上では上限が5980円となる。7980円到達は約85万パケット、5980円到達は約70万パケット。
ネットへの接続にはPRIN のインターネット接続料525円が必要。
対応端末はネットインデックス製のUSB端末「HX001IN」のみ、サイズは27×88×13mmで重量約30g、microSDカードスロット付き。
対応端末「HX001IN」の価格はキャンペーン価格で1万2600円(6月30日まで)、対応OSはWindows 2000/XP/VistaとMac OS X 10.4~10.5.6。
今回のサービスは次世代PHSのエリア展開までの補完の位置付けらしく2012年12月末までの期間限定でのサービス提供予定だそうな。また「WILLCOM CORE 3G」のユーザーが次世代PHSに円滑に移行できるような施策も検討していくとか。

おらが具合が悪くて布団に隠れている間に発表があったようで(=ω=A;
でもこれでハッキリしましたな、ウィルコム版FOMAデータ定額は次世代PHSのための補完サービスであると。
もっとぶっちゃければ、次世代PHSの本サービス開始前にユーザー離れを止めたいと、そういう思惑も込みね。
悪くはないと思います。

それにしても料金がなかなか面白いですね。
30万パケット利用まで1回線945円、PRIN込みでも1470円、これは安いと言っても良いかと。
まぁモバイルインターネットなのでね、30万パケットで十分なユーザーも少なくないでしょうし、そう考えるとなかなか面白いポイントをついてきたなと。しかも分け合えるって辺りがミソね。
それと上限金額はちょっち高めとも言えるのですが、普通は事務所には固定ブロードバンドなどもあるだろうし、なかなか企業内の全てのユーザーがそんなバリバリ使うとも思えんし、競争力はけっこうあるんではないでしょうかね。
いやはやこれは興味深いプランだ。

またあれだよね、移行前提ってことは、これより高い価格で次世代PHSが提供されることは無いわけだ。とりあえず同条件でのユーザーには。
とするとかなり料金的にも期待できるんじゃないすかね。

なんか思っていたよりも良い感じのサービスですので、あとは店頭でのアピールに期待したいと思います。まぁ今は法人だからいいんども、個人向けの時には販促物クレ!

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