ウィルコム、次世代PHSの開発でZTEと協力するよった覚書を締結

ウィルコムと中国ZTE、次世代PHSの共同開発を検討(ケータイWatch2/18)

次世代PHSの技術開発をウィルコムと中国の通信機器メーカーZTEが協力しておこなうよった覚書を締結したそうな。

まぁ欧米やアジア各国というか世界中の国々がみんな厳しい中で唯一と言ってもいいようなプラス状態でいる中国、その中国のメーカーと組んどけっていう話でしょうかね。
まぁよろしいんじゃないかと、現段階ではそんなことぐらいしか言えませんな。とても気になる話ではあるんどもね。

ついでなので次世代PHSへのカーライルの増資計画が無くなりましたについての私見を。

おらの記憶では、元々はウィルコムの次世代PHS「WILLCOM CORE」の計画を前倒しする為に増資したいから、外部からの融資を募るとかそんな内容だったはずよね。夏ぐらいだっけか。
ただその後の世界不況での影響で外部からの融資が集まらなかったと、もう増資の募集するのは無理と、だからカミングアウトしておこうと、そういう話しだとおらは受け取っているのよね。
そして前倒し出来ない分は、とりあえずFOMA網借りとけ、とね。

だから前倒しが出来ないことは残念だけれども、現状では当初の計画ぐらいにはCOREのエリア展開は進むと思っているし、COREのエリアが広がるまでの補完にFOMA網が使われるんだろうと、そのぐらいで受け取っていたんですけどね。
でもなんでかウィルコムが終わったとか言い出す人がまたおるようで…なんかもうそんな話は10年近く前から聞きつづけているが、現状ウィルコムはまだ終わっていないのでね、なんともはや。

あとさらにズレる話なんども、この不況の影響ってソフトバンクやイー・モバイルも確実に受けるでしょう。
むしろソフトバンクやばいでしょう、とおらは思う。
何故ならソフトバンクのケータイビジネスは、基本料金の安さを高い端末代で回収するという副業ありきのものだし、2年縛りと不況のダブルパンチで端末販売台数が落ち込めば現状のホワイトプランは損するだけの存在にも成りかねないわけで、「このままホワイトプラン維持できるの?」とか「このままサービスを維持できるの?=ちゃんとエリア整備して基地局の交換などもできるの?」とか思ってしまうんです。

まぁこの御時世はどの企業も辛いわけで、どの企業も危ないと言えば危ないわけなんですが、ケータイ業界で言えばウィルコムはこれ以上ARPU的には落ち込みようもないわけでして、世間のケータイユーザーがケータイ代を節約しようという時にどこを節約するかと言えば、キャリアを変えないのであればパケット代や通話料を減らそうとするだろうし、それが今のキャリアで無理なら他のキャリアも利用、となるだろうと予想し、ドコモ、au、ソフトバンクはARPU減少し、端末販売台数は全キャリア落ち込み、そして若干のユーザーの移動があるかなぁ、と思っているんですけどね。

さて、どんなもんでしょうかね。

コメントを残す

%d