今のケータイ端末はゲーム機のシェア争いのように思えているおいら

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ケータイ系のニュースサイトも今日辺りでだいたいおしまいですな。
まぁ2008年を振り返ってみると、とにかくiPhone3Gが良くも悪しくも席巻したという感じでしょうか。
ただおいら的には、今年のケータイ業界は近頃や少し前のゲーム機のシェア争いのようにも見えるのよね。
つまりはハードの高性能化を絶対視する多くの声と、実際にはそこではない部分がシェアNO1を獲得することもあるという現実ね。

ゲーム機の高性能化の歴史はおら的にはPCエンジン登場ぐらいからかな、それ以後スーパーファミコンなり3DOなりPSなりSSなりとドンドンドンドン進化していき、近頃では据え置きはPS3とWiiとXBOX360だっけか、ポータルではDSとPSP辺りに行き着いているわけですが、実際問題売れているのは必ずしもハード的にハイスペックな端末ではなかったわけですよ。
もちろんある程度のハードの進化というのはソフトを作る上ではありがたいわけですが、ある程度までハードが進化してしまえば実際にユーザーに受けるかどうかはハイスペックであるかどうかではなくソフト的な部分や外観だったりするわけで、それは近頃のケータイにも言えるのかなとそう思った。
つまりはHONEY BEEの存在ね。

ぶっちゃけおらもあれがあんなに売れるとは思わなかった。
中身は3G携帯のロースペック機にも及ばない程度でウィルコムの他の端末の焼き増し程度でね、企画の勝利のように思いました。
まぁリンク先記事の1つでは「ソフトバンクモバイルやイー・モバイルではHONEY BEEのような製品を開発するのは難しい、省電力で小型化を実現しやすいPHSという規格だからこそ実現可能」と言うように書かれていますが、3Gキャリアが本気を出せばあのサイズを開発すること自体は不可能じゃないわけで(スペックをそりゃ落とせばいけるさ)、ただウィルコム以外の無料通話を提供しているキャリアはもはや独自開発でがんばるつもりがないのでやらないだけのことで、上手いことニッチを掴んだなぁとそんなことも思ったり。

つまるところ、高性能端末を誰もが求めているわけでなく、ウィルコム独自の他キャリアが真似できないプラン内容の良さと、HONEY BEEの見た目のアレがマッチしてのミラクルプレイだった気がするわけなんですな。
ただその背景には端末代実質0円というモノの影響が確実にあるわけでして、ウィルコムニは売れる為の最低条件を無くさないで欲しいとも思うわけでして、つまりはウィルコム慢心するなと思った一年でした。

なんかまとまりないな、まぁでもこんな感じです。

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