最初からマトモなサービスを提供すればいいのにね

国民生活センター、ソフトバンクの「スーパー安心パック」加入者に注意喚起(ITmedia+Dモバイル8/21)

国民生活センターがソフトバンクモバイルの「スーパー安心パック」のサービス内容が変更となって外装交換費用が無料から2割負担となったことが周知不足というかユーザー軽視だべコンチクショ、みたいにユーザーに注意喚起しつつソフトバンクモバイルに文句つけたそうな。みたいな感じです。

あのですね、
ソフトバンクはいろんな意味で最初のサービスの内容が信じられないんですよ。
というのものね、今回の改定のように最初のサービス内容から一気にユーザー負担増にする形にすることをサービス開始から1年と経たずに行なったりということが頻発しすぎているからなんです。

つい最近ではiPhone3Gの必須パケット定額の改定か、パケット代が5985円固定から1695円~5985円の2段階定額制になったのが記憶に新しいところですが、事実上プランの基本料金が存在しなかった「ゴールドプラン」なんかもその類ですし、一時期のワンクリック詐欺もどきやメール料金をパケット制にしたドサクサ紛れに無料で受信できる部分を改悪とか、もう1年と経たずに改定するようなモノがあまりにもソフトバンクモバイルには多すぎるんですよ。

まぁそれがね、改善ならまだいいですよ。
iPhone3Gのパケット定額料が2段階定額となったことなんかはおらは素直に評価できます。「というか最初からやっとけ!明らかに安くしてあげたというイメージを植え付けたいだけだべ!」というツッコミが一部にあるにしても、また「いやいやネット見る人ならすぐに上限行くから、意味無いから」という一部ツッコミがあるにしても、ユーザーの選択の幅が広がったりするのは良いことですからね。

ただ改悪の部分がですよ、その手法が悪ど過ぎ。
今回のもそうだけれども、よほどケータイとかの情報にアンテナ張ってるようなユーザーじゃないと知らないような形でしか周知しないのは、悪意があると取らないことが難しい。まぁウィルコムなんかも周知が甘いのは同じなんども、まだ改悪しない分だけかわいいもんよ。
それがソフトバンクは改悪しておいて知らん振り、一部でツッコミ入れれば「そんなことしないもん!リリース間違っただけだもん!」と無茶な言い訳をしてなかったものにするのはいかがなものかと思うわけです。

かつてボーダフォンが「ハッピータイム」というサービスを始めて、そのサービス開始から1年経たずに改定(ほぼ改悪)をし、結果的にハッピータイムが目的で契約したユーザーを裏切った形となりそれらの理由での解約時には解除料の請求をしないという事態が発生しましたが、ソフトバンクの改悪についてはこれとほぼ同じなんですよ。ユーザーを囲ったらサービス内容を変え、ユーザーは2年契約等で逃げられないと。むしろ過去を省みない分だけソフトバンクの方が悪質って話よ。

まぁそういう姿勢を貫くことがソフトバンクという会社の方針なのかも知れませんが、もはやアステルのように投げ出すことができないほどのユーザーを抱えているのですから、ユーザーの為の施策を、そしてその為にはインパクトだけで後で勝手に改定してつじつま合わせするようなダマシプランを出さないような真っ向勝負を、ソフトバンクにはして欲しいと思っています。

まぁ別にそうやってソフトバンクが評判起こすのはどんでもいいんどもさ、それでユーザーが迷惑被ることだけはほらね、やめて欲しいよね。ホントに。

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