フルフラット・サーフェースに、2モードイルミネーションキーを備えたスマートフォンWILLCOM 03 を開発・発売(ウィルコムプレスリリース5/26)
ウィルコム、ワンセグ対応のスマートフォン「WILLCOM 03」(ケータイWatch5/26)
ウィルコム、スマートフォン新機種「WILLCOM 03」発表──6月下旬発売(ITmedia+Dモバイル5/26)
WILLCOM 03のページ(ウィルコム)
NEW PRODUCTS 2008 SUMMER(ウィルコム)

ウィルコムはシャープ製のW-SIM対応端末「WILLCOM 03(WS020SH)」を発表しました。
「WILLCOM 03(WS020SH)」はOSに「Windows Mobile 6.1 Classic 日本語版」を採用したスマートフォンで、アドエス同様にスライドするフルキーボードを搭載している。

特筆すべきはウィルコム端末としては初となるワンセグの搭載です、ある意味ウィルコム端末にもようやくワンセグ時代が到来したわけです。
外観はスマートフォンと言うよりは今時のスライドケータイに近く、カラーバリエーションもピンクトーン・ライムトーン・ゴールドトーンの今風な3色展開となっている。

テンキーにはフルフラット・サーフェースを採用、カーソルキーとダイヤルキーが切り替わる2モードイルミネーションタッチを搭載しており、本体側面のキーで切り替えて使うことができる。
液晶は3インチWVGAの65536色モバイルASV液晶(タッチパネル・バックライト付）を搭載、通信はW-SIM以外にワイヤレスLAN（IEEE802.11b/g準拠）、Bluetooth2.0、赤外線通信に対応。

個人的にもっとも評価したいポイントは、フルブラウザにOpera Mobile 9.5を採用したことだ。

左がカーソルキーモード、右がダイヤルキーモード、切り替えて使える。

発売日は6月下旬の予定、価格はW-VALUE SELECT利用時で6万3120円(分割の場合は2630円×24ヶ月)、W-VALUE割引は1150円で実質端末代金月1480円(×24ヶ月)で購入可能。

これはあれよね、正に事実上のウィルコムのハイエンド端末の誕生と言っても過言ではないかと思います。
OSがWindowsMobileの時点で一般向けではないという部分がありますが、それでもこの外観、このサイズ、そしてこの機能は他キャリアのハイエンドと比べる時にスマートフォンとしてもケータイとしても遜色ない存在のように思われます。
くしくもおらが昨日書いたハイエンドについての記事が良い意味で的中、そして悪い意味で大外れぐらいでしょうかね。
でもやっぱりOSだけがやはり気になるなぁ…
出来ることならばケータイモードじゃないけれど、一般の普通のユーザーが使いやすいモードってのが欲しいよね。そういうのは予定しているんだろうか。
それがないと他キャリアから「お、ワンセグだしキーボード出るしカッコイイ(＠▽＠！！」と来てくれた人が、W-ZERO3名物WindowsMobileの洗礼で逃げ出す恐れもあるからのう、なんとかウィルコムとシャープにはそこら辺もがんばって欲しいものです。例のリクルートとかのあんなのじゃなくってもっと使いやすいものをね。

とりあえずみどりうかブログではWILLCOM 03の略称を勝手に「ウィルスさん」としてみます。

あとはあれね、随分抜けている型番だらけよね。
WS015と017～019だっけか？それらはどこいったべ。
本当は015で出すつもりだったのを一気に020にもってきたのか、あるいはまだ何か隠し玉があるのか、まぁいずれにしても小出しにするだろうことだけは間違いなさそうよね。

▼参考リンク▼
「Opera9.5」ベータ版公開、今回の目玉は「OperaLink」(みどりうかブログ10/26)
「Opera9.5ベータ2」公開(みどりうかブログ4/25)