総務省、ケータイキャリアのMVNOの貸し出し料の明確化を文書で指導予定
2008年5月17日
総務省、回線貸出料で携帯各社を指導・基準価格の明示要求(NIKKEI NET 5/17)
携帯電話:総務省、回線貸出料の標準価格策定と公表求める(毎日.jp5/17)
総務省は週明け5月19日に、ケータイキャリア各社にMVNOの回線貸し出し料についての行政指導をするうらしいです。
どうもMVNO貸し出し時の料金の目安を明確にすることが目的らしいです。
対象は既存ケータイキャリアのNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの5社と、2.5GHz帯でのモバイルQWiMAXでのサービスを予定しているUQコミュニケーションズを合わせた6社で、19日に担当者を総務省に呼び出しして文書で指導するとリンク先記事では伝えております。
ケータイキャリアとしてはケースバイケースで対応したいところではあるでしょうね、特に3Gキャリアは。
だって標準価格を提示しちゃうと他キャリアとの比較が容易にされてしまうし、また標準価格を示してしまえばケースバイケースと言いますか価格で利用頻度を下げるという方策が取り辛くなってしまいますからね。ケータイキャリアはやりたがりはしないでしょう。
が、MVNOキャリアが増える以前の計画を練る段階でもこのような標準価格の提示は必要でしょうし、またその結果MVNOキャリアが増えることはユーザーにとっては選択肢が広がることにもなりますので、総務省にはなんとかがんばって欲しいなと思います。