八戸市内は完全にガソリン買い控えモードです。

ガソリン値下げ 全国波及 スタンドは損失覚悟:社会(TOKYO Web3/30)

青森県発ちっくなガソリン先行値下げについての記事が、東京新聞に載っているようです。
詳細はリンク先記事を参照してもらうとして、

今日の八戸市内のセルフスタンドはかなりガラガラでした。
妙なもので普通のスタンドもそれなりにお客が入っており、あまり気にしすぎないで普段通りに給油するユーザーと、ガソリン価格に必要以上の過敏な反応をしているユーザーとの二極化が進んでいる感じですな。

まぁいろんな方面からもいろんな意見が出ているわけですが、ただ福田総理が先日発言した環境問題云々での発言にはかなりの温度差を感じずにはいられないのよね。

ガソリンが安くなったら車をバンバン走らせて環境悪化するとかいうのは、普段車を使わずに生活出来る人だから言えるんでは? と思うのよね。
つまり車は贅沢品であり、娯楽の道具という意識が先行している考え方、ということ。

でも地方では車は生活の足であり、車がないと仕事を見つけることも難しいわけですよ。だってバスとかは路線によっては1時間に1本、残業したら帰るのが辛い地域もわんさかあるって話です。
大都会の人にはわからないかも知れないですが、地方では仕事や生活の為に若くて収入が少なくても車を購入するんです。
そういう人たちはガソリンが安くなったから車をバンバン走らせるとか、ガソリンが高くなったから車の利用を抑えるとかはではないわけです。だってガソリン高くなったからといって会社に行かないってことにはならないし、しかもそういう人たちはバスとかの公共交通では通勤が難しいから車に載っているわけで代替交通もなく、その上ガソリンが高くなったからと言っても交通費が上がるわけでもなく、もう仕方ないのでガソリン入れているわけですよ。

今ガソリンの値下げを望んでいる人たちは正にそういう生活のために車に乗っている人たちであって、そうやってがんばっている人を差し置いて「ガソリンが安いと環境が」とか言うのは地方の現状を理解していないか軽視しているかだけではないか、とそう思うわけです。

まぁあれだ、本当に環境の為にお金を使うとか、地方の本当に必要な道路を作るとか、そういうことなら別にいいですよ。
でもそこいらをどうするかも見えてこないのに暫定税率を現状維持することだけを決めるのは、おらにはどうも答から生じる議論というか、あらかじめ決められた答の為の議論をしているとしか思えないわけです。

まぁそんな感じで、暫定税率に不信感を覚える人は次回の選挙にでも自民党に『NO!』を突きつけるような投票をしてみるのはいかがかと、そう思います。

さて、明後日ガソリンスタンドはどれだけ大混雑するんだべかね。
そしておらの車がどうなるかは何時になったら決まるのだろう…(;ω;

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