au、家族間音声定額と法人向け1050円分無料通話付き基本料980円のプランを発表

「家族割」と「誰でも割」の併用で、家族への国内通話が24時間無料に(KDDIニュースリリース2/21)
「家族割」と「誰でも割」の併用で、家族への国内通話が24時間無料に〈別紙〉(KDDIニュースリリース2/21)
au、「家族割」「誰でも割」併用で家族間通話を24時間無料に(ケータイWatch2/21)
au携帯、家族への国内通話24時間無料に──「家族割+誰でも割」併用で(ITmedia+Dモバイル2/21)
「法人限定 auウェルカムキャンペーン」の実施について ~基本使用料980円 (無料通話1,050円分付き) で最大27ヶ月間ご提供~(KDDIニュースリリース2/21)
「法人限定 auウェルカムキャンペーン」の実施について〈別紙〉(KDDIニュースリリース2/21)
au、基本料が980円になる法人向けキャンペーン(ケータイWatch2/21)
au携帯が最長27カ月間、月額980円──「法人限定 auウェルカムキャンペーン」(ITmedia+Dモバイル2/21)

auが家族間の通話を無料とする改定を3月1日から始めるそうです。
これは「家族割」と「誰でも割」もしくは「スマイルハート割引」を併用しているユーザーが家族割対象の端末に電話を掛けた場合に無料とするもので申込は不要、言うなれば家族割を条件付けでサービス拡大した形のもののようです。
家族割の変わりに「法人割」を契約している場合も同様の改定となるそうな。

また法人が「プランSS」+「法人割」+「誰でも割」を契約すると、最大27ヶ月基本料金980円で1050円分の無料通話付きのプラン利用できる「法人限定 auウェルカムキャンペーン」をやるそうな。これには前述の法人割内の通話無料も含まれる。
キャンペーン期間は2月1日~5月31日まで。
3月末までは基本料から3150円が割り引きされるキャンペーンも適用されるとのことで、その場合には3ヶ月基本料無料で利用できるそうな。

とりあえずどっちもインパクトは強いよね。
ただまぁぶっちゃけ、家族間音声定額は別に驚きもしなかった。
だってauは既にビジネス向けに音声定額はやっていたし、家族間音声定額自体はウィルコムのような本当の24時間音声定額に比べてトラフィックなんて微々たる物だし、世間へのインパクトの割には企業には負担がとても少ないモノなのよね。

しかし法人向けの割引のはモノが違う、これは明らかにホワイトプランの法人をかっぱぐつもりのモノです。
頻繁に通話する自社内は無料にし、それ以外(社外)への通話には1050円分の無料通話を付けて月に980円、これはホワイトプランを完全に上回るサービス内容です。
むしろおらは法人向けの施策のついでにインパクト狙いで家族間音声定額をしたのではないか? とまで思っている。それぐらい法人向けにとてもすごいインパクトを与える内容となっています。

それにしてもこれは何処で儲ける仕組みなのだろう?
やはり頭数をとにかく抑えて使う人から回収ってことなんだべかね。通話料は21円/30秒のままだし。
これがキャンペーンで終わるのか、それとも何だかんだ言いながらずっと続くのか、その辺りも気になりますな。

2件のコメント

  • SECRET: 0
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    willcom、ソフバンに続き、私のメインキャリアであるauまで
    定額通話を本格スタートさせるに至ってしまいました。
    「何処で儲けるつもりなのだろう」とおっしゃるとおり、
    定額通話を必要としないユーザーが一方的にコスト負担と
    通信品質の低下を押し付けられるわけで、腹立たしいこと
    この上ありません。

    メールやFAXと違って、音声通話は相手の時間を無理やり
    拘束してしまうので、何らかの制限があった方が電話を
    かける方にとっても受ける方にとっても都合が良いとも言えます。
    いつまでもお互いに「メールの返信」をし続けて、なかなか
    やりとりが終わらない…そんな世代の若者たちが音声定額を
    上手く使いこなせるかどうか心配です(電通鬼十訓ではあり
    ませんが、周囲を引っ掻き回すだけの社会人にはなって
    ほしくはありません)。
    いい年をして電車の中などで大声で(しかも幾駅もの間)
    話し続ける方を見かけますが、あの通話コストを私たちが
    支えているのかと思うと、平静を保てる自信も揺らぎます。

    そうやって考えると、音声通話の導入には定額対象範囲、
    定額料金のバランスが重要だという気がします。
    今回のauのプランについては、対象が家族と社内間に
    限られるので、まあ納得がいきます。
    ソフバンの「相手がソフトバンクユーザーなら誰でもOK」
    というのは、ちょっとやりすぎで、受ける方にとっては
    迷惑にしか過ぎない例もあるでしょう。
    willcomについては準定額と完全定額との差があるにしても
    ソフバンに較べて料金が高い(2900円)という意見が多く
    見受けられますが、これぐらいが適正ではないかと私には
    思えます。もし料金を下げるなら、同時に定額対象を
    縮小するなどの対策が必要でしょう。

    個人的には音声通話に定額は不要、従量課金+特定条件の割引
    ぐらいでじゅうぶんと考えています。
    固定電話のサービスによくあった「月間で、通話料の
    多かった相手先を自動的に割引」みたいな割引プランが
    携帯にもあったら利用してみたいと思いますが、
    いかがでしょうか。
    (長文コメント失礼しました)

  • SECRET: 0
    PASS: a172bfcc2100e1e90d1e151d4c0be1ae
    どもも、りうかです。
    なんか誤解させてしまったかも知れんすな、申しわけない。

    『何処で儲けるのか』ってのは、これはauだからという前提条件でのこのキャンペーンのことを言ったわけですよ。
    auの今回のはシンプルコースではなくてフルサポートコースなプランがベース、つまりインセンティブ回収しなくてはいけないわけなんですよね。
    言うなればドコモのベーシックコースのような存在なわけでして、それを基本料だけバリューコースにしたらとりあえず回収できるはずがないわけなんですな。
    だから今回ので言えば他のユーザーから回収ではなく、明らかに単体での利益が見込めないプランなわけですよ。

    まぁそれだけ法人獲得にやっきになっているんでしょうってことで、考えられることはKDDIの固定電話絡みでの法人囲い込みって辺りなんでしょうね。今KDDIは固定からauへの音声定額もやってますから。
    そんな感じでなんとかそこまで引っ張り込みたいんでしょうが、そこまでいかんでももうソフトバンクの足止めできればいいや、ぐらいの思惑もあったりするのかもしれません。まぁ推測ですけどね。

    あと音声定額については、おらはプラン単体でちゃんと黒字化できる料金であるという前提でその存在に賛成をいたしますぞい。

    おら思うに、ウィルコム定額プランはとても安い価格帯です。
    だって考えてみようよ、パケットと違って音声は回線占有しちゃうわけですよ。
    それが基本料込み音声定額込みメール定額込みで2900円、3Gのパケット定額よりも安いってのは破格よ。
    それなのに黒字化できているのはウィルコムの積み重ねた努力の結果ね。技術的な回答もちゃんとあるし。
    だからまぁプラン単体で赤でないウィルコム定額プランはおらも認めるところ、言い換えればそうでなければ将来プランが存続できるか怪しいって話よね。

    そういう意味ではホワイトプランは下の下。
    今はいいよ、その時間帯で利用できる人は980円でウハウハですよ。
    でもそれが将来まで続くのか?というととても不透明。ソフトバンクだということを抜きにしても怪しいもんです。
    もちろん技術的な背景もなくって単に回線が余っているからだけの理由で始めたものだから、ユーザー数が増えたらサービス内容を変える可能性は十二分にある。
    トドメにその補填の為になんだろがいろんな料金吹っ掛けたり、端末代をやたら高く設定したりと、そういうのはやはり違うと思うのよね。

    まぁ音声定額と言ってもピンキリだし、ぶっちゃけマトモに音声定額できてるのはウィルコムだけなのでね、その辺りをまず正しくユーザーには理解してもらいたい。
    んでもってそれとはまた別に、ユーザーにはケータイの使い方を考えてみて欲しい。
    ケータイが一般的になったのはまだまだここ10年ほどのこと、正直みんな使い方をわかってない部分もあると思うのよね。新しいおもちゃをもらって周りの迷惑など考えずにはしゃいでいる子供と同じね。
    だからそこいらはこれからみんなで線引きしていく部分であって、おらは料金で縛るべき部分ではないと思っておりますぞい。

    ただし、
    もうホントに高い料金でも吹っ掛けて使えなくしてやりたいと思うケースはたしかにある。おらも本音では思うことある。
    でもそう言っちゃうとおら自身がケータイもてない可能性があるので言えないわけなんですな、これが(;ω;

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