ソフトバンク、3年間基本料0円の「ホワイト学割」発表、でもワナがいっぱい。

ソフトバンク、3年間基本料0円の学割サービス「ホワイト学割」(ケータイWatch1/21)
新規加入から3年間基本料無料──学生向けの「ホワイト学割」、ソフトバンクが発表(ITmedia+Dモバイル1/21)
「ホワイト家族24で家族。そして次は“学生”を」──“ホワイト学割”に込めたソフトバンクの思惑(ITmedia+Dモバイル1/22)

ソフトバンクモバイルが学生さんがホワイトプランの基本料金を3年間無料で利用できる「ホワイト学割」を発表したそうな。
とりあえずキャンペーンとしてスタートするとかで、ひとまず2月1日~5月31日までの受け付けだそうな。継続するか終了するかは未定。
条件は3G端末を購入しての新規契約で、さらに「パケットし放題(ホワイト学割では0~4410円)」と「S!ベーシックパック(月315円)」に加入する必要があるそうな。それらが1つでもないと通常のホワイトプラン扱いとなるとか。
またそれに合わせてコンテンツがてんこ盛りで提供されて、パケットを使わせまくる企みがあるらしい。

えっと…これって基本料は無料でもたぶん月に3000円ぐらいの支払い(賦払金)になるよね? 最低でも2000円とかね。
だって3G端末を購入した上での新規契約よ、ソフトバンクのアホみたいに高い端末代を割賦にしたって月3000円オーバーの端末がズラリと並んでいるし、安くても今はもう普通にラインナップなものは賦払金が月2000円ぐらいのがいっぱいだべ。
結局基本料0円で節約して使わなくても月3000円ぐらいは端末代で徴収される、という第1のワナがあるわけよね。

「じゃあ特別割引適用のために使った方がお得じゃん!」とか言っても、急激に上がるパケット料で4410円確定、しかも今時のソフトバンクモバイルの端末は特別割引適用しても賦払金が1000円とか掛かる端末がいっぱい。そしてS!ベーシックパックも付けて月5725円確定と。
こんなおそろしい第2のワナがここにあるわけさね。

じゃあ結局この最低支払額(とりあえず3000円としてみよう)の中で何が出来るかと言うと、ソフトバンク端末への1~21時までの音声通話とソフトバンクメアドへのメールってことよね。
でも月3000円ならウィルコムなら24時間音声定額と全てのメアドへのメール定額(添付含む)が可能なわけですよ。ウィルコムのW-VALUE SELECTならほとんどの端末が実質0円でウィルコム定額プランの基本料2900円でそれができるわけですからね。
さらにドコモならバリューコースで905iシリーズを割賦購入してタイプSSバリューにすれば、月3150円(賦払金2100円+基本料1050円)で1050円分の無料通話分がついてくる。
auであればフルサポートで0円端末を購入してMY割で新規契約でプランSが月2467円で無料通話2100円分ついてくると。

てことはあれだ、こう言っちゃ悪いが冷静に考えて「ホワイト学割」はみためだけ安く見せているが、実際にはそんなにメリットが無いように見えるのよね。
いやはや見せ方が上手いと言うかなんと言うかね…

まぁあれだすよ、おらは孫社長にこそ性善説を説きたいよね。
あぁでもあれか、そういうのが関係ないからこういうことをするのか(=ω=

1件のコメント

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    「見かけだけ安い」の典型ですね~。

    「持ち込み新規しかうまみないじゃん。」と思ったら、「3G端末の購入を伴う新規契約」だそうで。

    まさにソフトバンククオリティ。

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