ある意味最もPHSらしい端末「X PLATE」
X PLATE(テンプレート)<型番:WX130S>の発売について ~中国でも使えるPIMカードスロットを搭載したPHS最小モデル~(ウィルコムプレスリリース1/21)
中国のPIMカードが使える「X PLATE」(ケータイWatch1/21)
中国でも使えるコンパクトなストレート型PHS――「X PLATE」(ITmedia+Dモバイル1/21)
ウィルコムの春モデルとなるセイコーインスツル(SII)製音声端末「X PLATE(テンプレート、WX130S)」はコンパクトなストレート端末。
最大の特徴は中国のPHS端末に採用されているSIMカード「PIMカード」のスロットが用意されていることで、中国で販売されているPIMカードを購入して差し込めば中国国内でも利用できるとのこと(中国国内の通話料金適用で差し込んでいる間は日本国内での利用は不可)。
現状PIMカードは現地でユーザー自身の購入となるが、北京オリンピック開催に合わせてウィルコムがPIMカードをレンタルするサービスや料金をウィルコムと合算請求するサービスも展開予定とのこと。
本体サイズは47.3×110×11.5mm、重量は約64g、液晶は1.8インチTFT液晶(128×160ピクセル、6万5536色)、メールはPOP3対応、メール保存容量約3MB、データフォルダ容量約1MB、赤外線通信機能搭載。
今回おらが最も気になったのは実はこのX PLATEだったりします。
このサイズ、この重さ、これはかつてのPHSをイメージさせるものです。
まぁ今の時代、デカい液晶でフルブラウザやいろんな機能が載っていて当たり前だったりしますが、それはある意味でのPHSの良さである「省電力でコンパクト」という部分と相反するところでもあるのよね。その流れのおかげで、かつてとても軽くてコンパクトだったPHSも、どんどんとでかくなっていった。まぁそれが悪いとは言わないが、小さい端末が欲しい人もいるわけですよ。
しかしこの端末はある意味でのPHSの良さを取り戻している。
極論かも知れないが、携帯ユーザーが音声やメールメインで利用する為の2台持ちに最も適している端末ではないか、とも思えるのよね。このサイズと重量は。
まぁ狙いは北京五輪なのかも知れないが、なかなか面白い端末が出たなぁと感じています。