2.5GHz帯もいよいよ大詰めですな
2007年12月10日
【レポート】mobidec2007 – ウィルコム、次世代PHSへの取り組みについて説明(マイコミジャーナル携帯12/10)
第1回 3G,PHS陣営4社が2枠を争う(ITpro12/10)
iPhoneにWiMAX、次世代PHS……「mobidec2007」に見る携帯コンテンツの大きな変化(日経トレンディネット12/10)
mobidec2007で、ウィルコムの執行役員開発本部長の黒澤泉氏が次世代PHSについての説明をしたそうな。
PHSはマイクロセルが特徴で、干渉を自立的に回避できる設定がされておりトラフィックの多い地域に集中して設置が可能、それを高速化したのが次世代PHSで既存のPHS技術に加え無線LANやモバイルWiMAXなどの技術も使用し、多くの部品をWiMAXと共用できる、などと説明したらしい。
既に報道されている以外に、今回は設計思想についても書かれていますな。
あとITProの記事に「次世代PHSは5000~10000円」みたいにかかれていますが、ある意味1つの考え方よね。
WiMAX陣営と違って8xとかも織り交ぜるのかも知れないが、ARPUで4000円で音声なども含むサービスと考えれば現行のような形も否定は出来ない。
ただ今までのウィルコムの発言を考えれば、上限はもっと下と見るのが自然じゃないかと。
現行PHSのデータ通信向け料金は正直古い、3Gとかが世間一般になる前からサービスし続けてきた料金のままですからね。
キャンペーンとは言え8xが6000円で提供できているのですから、それより上の価格で次世代PHSを提供するとはおらにはちょっと思えないんですよね。
いずれにしてもそろそろ2.5GHz帯の最後の審判があるでしょうから、いろんな意味で楽しみにしておきましょう。