マイクロセルって大切な存在だとおら思うよ。

【キーパーソン・インタビュー】 ウィルコム近副社長に次世代PHSの展望を聞く(ケータイWatch11/30)

リンク先にウィルコムの近副社長のインタビュー記事が載ってはる。

おら常々思うんですよ。
マクロセルとマイクロセルの違いは、コンセントと延長コードのようなものだとね。

マクロセルってね、20畳の洋間にコンセントの差込みが2つ、しかも1箇所しかないが、でもすごい長い延長コードがあるようなもんなんですよ。
もうコードが超長いから部屋の隅々までカバーできる。どこでも電化製品が使えちゃいます。
でも延長するだけなので差込は2つのみ、たくさんの電化製品は一度には使えませんと。

対してマイクロセルってのは、20畳の部屋にコンセントの差込みが10個とかあるんすよ。それが部屋中の壁の5箇所ぐらいにあると。んで付属の延長コードは短いんすよね。
コードが短いから近くのコンセントからしか使えない。
しかしコンセントの数が多いので、たくさんの電化製品を一度に使えちゃう。

まぁこれが1つの家族ならマクロセルでもいいのよね。ガマンして順番に電化製品を使えばいいだけの話。
でもケータイってのは赤の他人が使いたい時に使うもの、上記の部屋の例だと同じ部屋に他人が何人もいるわけですよ。
するとマクロセルでは順番待ちをしなくてはならない、でも家族でもないのにそんなことは耐えられない。
だからマクロセルの大家さんは困ってしまって「混んでいる時には次の人と交換してもらいます」みたいな張り紙をしておき、どうしようもない時には「はいはい、占領してちゃダメでしょ」とやっちゃうわけです。
だからそういう意味でマイクロセルってのは同時接続に強い大切な存在だと思うわけです。

まぁ某ブログの記事のコメントの「auの最大2.4MbpsのPacketWin、都内で使っていて平均150kbpsで200kbps以上の実効速度を見たことがない」ではないですが、実際にマクロセルではそういうことが当たり前に行われます。
しかしマイクロセルでは少なくともマクロセルほどの速度低下は起こらない、そういう意味でマイクロセルの次世代PHSが2.5GHz帯を獲得できるかどうかは日本の今後の為には大切な選択肢の1つだと思うんですけどね。
いかがもんでしょね。

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