au版PC接続データ定額制「WINシングル定額」発表

WINデータカード「W05K」の発売と専用データ定額プラン及びADSLのセット料金導入について(KDDIニュースリリース11/29)
WINデータカード「W05K」の発売と専用データ定額プラン及びADSLのセット料金導入について〈別紙1〉(KDDIニュースリリース11/29)
WINデータカード「W05K」の発売と専用データ定額プラン及びADSLのセット料金導入について〈別紙2〉(KDDIニュースリリース11/29)
au、下り最大3.1Mbpsのデータプラン「WINシングル定額(ケータイWatch11/29)
KDDI、PC向けデータ定額プランと専用データカード「W05K」を発表(ITmedia+Dモバイル11/29)
上り最大1.8Mbps下り最大3.1Mbpsの高速データ通信で快適なブロードバンド環境を実現 一般ユーザー向けWINデータカード「W05K」登場(京セラニュースリリース11/29)

au版のPC接続データ定額制となる「WINシングル定額」と、それに対応する京セラ製データ通信端末「W05K」が発表されました。
「WINシングル定額」はいちおう2段階定額、俗に言うダブル定額ちっくなプランで、フルサポートコースでは月3150~6930円、月シンプルコースでは2205~5985円で利用可能。auの携帯電話とセットだとさらに315円の割引を受けられる。
最低支払額だけで利用できるパケット数は0で、いきなり0.0525円/パケットの従量制扱いで課金されていき、3780円分(72000パケット)で上限金額に到達する形になります。
ということで正確には、ダブル定額ちっくだが基本料+パケット料上限が決められている従量課金のプランと言えるかと。
利用には同サービスに対応する端末が必要で、別途プロバイダ利用料も必要。対応プロバイダはPacketWIN/PacketOneに対応したプロバイダが予定されているそうな。

「WINシングル定額」に対応する端末「W05K」はCFカード型の京セラ製データ通信端末となる(PCカードアダプタも付属)。法人向けの「W04K」とほぼ同様だそうな。
トラフィック制御機能が内蔵されているそうで、周囲の回線状況が許せばEV-DO Rev.Aでの高速通信が可能だが混雑している場合には通信速度が制御抑制されるそうです。また一定時間内に著しく大量なデータ通信があると切断されるケースもあるそうな。
しかし通信プロトコルやアプリケーションでの制限はないとKDDIは話しているとか。
発売は12月下旬の予定。

auのPCデータ通信定額がついにきましたね。
まぁ個人的な意見を言わせてもらえば、これは快適に使えるかどうかはけっこう微妙じゃないすかね、って思う。

速度の前提条件が「EV-DO Rev.A」で「周辺の回線が混んでいない」、これってけっこう難しいんではないのかなと思うんですよね。
おそらくEV-DO Rev.A自体は都市部などから提供されているでしょうから、当然アクセス数は少なくはないでしょう。
その影響がどのぐらい出るかな=実速度はどの程度出せれるのかな? というぐらいの話ではないかと。

あと料金は、安く見せていますが実質的にはほとんどの場合は上限金額が適用になるでしょう。72000パケットだと9MB弱ぐらいかな、PCに接続してのインターネット利用であればすぐに使い切りますからね。
だからある意味上手いなと思った、でもなんかFMCみたいなことも言っているのは言い過ぎだべ。

あとは端末価格がいくらかわかりませんが、音声端末での価格設定通りだとすればたぶんフルサポートでの利用が基本になるんじゃないかと。フルサポートコースで購入して2年使ってシンプルコースに移行が一番お得な感じにね。

まとめると、ドコモのよりはマシだべね。規制は確かに少ない。
でも制限すると明言しているし、実際にそうなる可能性は少なくないんじゃないかな。特に都心部は。
価格帯は見た目上の安さに実質的にはほぼ上限での利用になるだろうことを加えており、上手いこと売上増には繋がりそうな感じ。
あとは実際に利用者がどう思うかでしょう。まぁウィルコムやイー・モバイルに比べれば見た目上はともかく内容的には見劣りする感じじゃないでしょうかね。

やっぱりおら的には「ギガデータプラン」の方がウィルコムにとってはるかに脅威に感じます。

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