微生物で生ゴミを完全に分解する技術が実用化?

微生物で生ごみゼロに 京大、食品工場で実用化(Web東奥11/1)

リンク先記事によると、ジャガイモの皮などを複数の微生物に分解させ、残留泥の量をほぼ0にする技術が開発されたそうな。
従来の微生物を利用した処理では大量に発生する残留泥が大幅に減るらしい。

これって水槽内で言えば、好気バクテリアによるろ過をした上である種の嫌気バクテリアによって脱窒などを行わせる、みたいなことよね。
つまり基本的に構成元素で多いであろう「炭素」「水素」「酸素」「窒素」を放出できればいいわけで、好気バクテリアの働きで炭素はCO2で放出し水素はH2Oで放出して酸素はどうとでも放出、あとは嫌気バクテリアが脱窒して窒素を放出してあげれば残りはほとんど残らないわけだ、理屈上は。
でも比較的小規模なバクテリア環境の水槽内でもその維持は難しく、それを大規模で実現できてのはすごいことですな。
あぁでも水槽も大きくなるほど実は水質維持は容易になっていくので、大規模プラントの方がかえって簡単だったりするんだべかな?

まぁ何にしてもこれはすごい期待が持てる技術です、広く普及すると良いですな。

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