次世代PHSはたぶん収益だせるべ
「儲からない免許」で争奪戦 (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン10/2)
リンク先に2.5GHz帯獲得についての記事が載ってはる、なんか内容がけっこう面白い。
ものすごいはしょって言えば、「2.5GHz帯獲得を目指す各キャリアだが、『投資に対する収益が確保できるのか』と投資家の目は冷ややか。」、「携帯キャリアが獲得を目指すのはデータ通信需要を満たす為」、ということが書かれてはる。
まぁたしかに、ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルが大連合を組む選択肢もあったわけよね。
でもリンク先記事を見るとドコモとKDDIは単独でいきたかったと、携帯キャリアの中では自分とこだけ美味しい思いをしたいと、そういう感じだったんですかね。
でもあれよね、2.5GHz帯を狙っている事業者の中で、ウィルコムだけがちょっと異質よね。
他の3連合は現状の3Gとはまったく別物のPC向けデータ通信を狙うのに対し、ウィルコムの次世代PHSは現行PHSのデータ通信サービスの延長線上に位置するわけですからね。
まぁ考えようによってはウィルコムの次世代PHSは、携帯での2G→3Gにある種近いものがあるとも言える。より高速に、より大量のデータのやりとりを、ってね。
現行PHSは俗に言う枯れた技術であり、かつ新しい技術もドンドン取り込んでいる存在ではあり、3Gに比べて優れている部分は多くあるものの、速度の理論上現値では遅れをとっています。つい数年前にはPHSは携帯よりも高速だったんですけどね、まぁ3G登場前の時代ですけどね。
まぁそんな感じで、ウィルコム的には高度化PHSのその先に次世代PHSを見据えているわけで、かつて携帯が2G→3Gへと移行していったときのように、またウィルコムPHSがだんだんとW-OAM対応していったようなサービス展開をしていくことと思われます。言い換えるならウィルコムのデータ通信が次世代PHSに移行していくわけね。
対して携帯連合は現状ユーザーに対してそれほど魅力的なデータ通信向けサービスを提供できておらず(特に価格面で)、そこを新規に開拓していかねばらなず、その辺りを投資家が「ちょっとおいどうよ?3Gやりながらで本当にやっていけるのかい?」って思っているわけですな。
まぁ2.5GHz帯獲得に向けて、その利用法はPCでのワイヤレスブロードバンドという辺りはどこも変わらないのですが、携帯キャリアとウィルコムではその道筋というか展開がかなり違うんでないなかとそう思っております。
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2.5GHz帯獲得については2社だけということで、ウィルコムユーザーとしては非常に期待しているのですが、もし落選になったらウィルコムには未来が無いのでしょうか。
こんなことは落ちてから考えればいいのでしょうかね(笑)
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個人的には今回はけっこう脈アリと思ってますが、もしうっかり落選したらしたでまた別の手を考えるんではないですかね。
まぁその時にはとりあえず現行PHS基地局ををドンドン光して、高度化PHSも限界までいっちゃって、30m鉄塔をバリバリ立てて見るのも一興かとおらは思っておりますですはい(=ω=