ソフトバンク連合は8社連合になるそうな(追記アリ)

ソフトバンク8社連合形成、次世代高速無線の免許争奪(NIKKEI NET 9/20)
ニフティなどと8社連合 高速無線でソフトバンク(Web東奥9/20)

2.5GHz帯獲得を目指すソフトバンク連合の陣営が明らかになったようです。
当初から協力関係にある「ソフトバンク」と「イー・アクセス」のほかに、「ニフティ」「NECビッグローブ」「ソネットエンタテインメント」「フリービット」といった4社のインターネットプロバイダ、さらに「ゴールドマン・サックスグループ」「テマセク・ホールディングス」という投資会社2社を加えた計8社連合となるようです。

ソフトバンク連合は回線事業者2社にプロバイダが4社、この6社でWiMAXがんばって、残り2社が資金調達という感じになるんでしょうかね。
ある意味では魅力的ですが、KDDI連合に比べるとインパクトに欠けますな。

◆追記◆
ソフトバンクとイー・アクセスのWiMAX事業、計8社の提携に(ケータイWacth9/20)
イー・アクセスとソフトバンク、WiMAX申請で提携──ISPら6社と連合(ITmedia+Dモバイル9/20)

リンク先記事によると、2.5GHz帯獲得を目指すソフトバンク連合の企画会社「オープンワイヤレスネットワーク株式会社」は9月28日付けの増資でソフトバンクとイー・アクセスが各32.42%(65億円)、ゴールドマン・サックスが22.44%(45億円)、テマセク・ホールディングスが11.72%(23億5000万円)(11.72%)、残りのNECビッグローブ、So-net、ニフティ、フリービットが各0.25%(5000万円)の出資比率となる予定だそうな。
代表取締役にはイー・アクセス取締役会長千本倖生氏とソフトバンク代表取締役社長孫正義氏が就任予定。

ソフトバンク、イー・アクセスで株の過半数をがっちりキープ、資金調達にゴールドマン・サックスグループ、テマセク・ホールディングスが協力、残りは出資は少ないが会員向けの協力、という感じですかな。

2.5GHzを獲得し充実したエリアを構築できたならば、その時には4プロバイダのサービスでガッポリと、加えてヤフーBBやイー・アクセス系のもどっさりと、そういう企業的なメリットはありそうですが、ソフトバンクはそれ以前にソフトバンクモバイルのもっと注力すべきではないかと思おう。
だって八戸市内でさえ「エリアが狭すぎて使えない」という声がまだ聞かれますからね、そっちを先にやるべきではないかと思うんですよ。

まぁソフトバンクがどういう思惑なのかはわかりませんが、4プロバイダは転んでもあまりダメージはなし、うまく獲得できればちゃっかり参入となかなか美味しい話になっているような気がしますな。

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