Rec.の売上減の原因はどこにあるのだろう

八戸「Rec.」資金繰り悪化 存続へ模索(デーリー東北6/1)

今朝紙媒体のデーリー東北でこの件を見てビックリした。
売上減などでRec.の資金繰りが悪化し、営業が困難になってきているんだそうな。

リンク先記事によると、当面3ヶ月の営業継続を要請しており、期間延長についても協議する意向だそうだが、新たな資金調達先の確保やビル管理手法の変更など今までとは違う形でのRec.存続の可能性も模索するんだそうな。

売上減の理由として「客単価の低下」「ビルの修繕費」などが書かれているが、その客単価の低迷となっている理由はなんだろうか。
その背景には、八戸中心商店街の弱点である有料駐車場が関わってはいないだろうか。

客単価が下がるからにはそれなりの理由があるはず、それは客質は同じだがサイフの紐が固くなっているか、それとも客数は同じでも高い買い物をする客がこなくなるという客室の変化があったのか、どちらなのでしょうか。
前者はおそらく中心商店街だけではなく起こっていること、しかし後者は中心商店街だけに起こっている可能性がある。
つまりは車を有する若い層がラピアやピアドゥに流れ、車を有さないバスを利用する層が増えている可能性があるのではないか。

もしそうだとしたら、中心商店街は駐車場対策にもっと注力すべきに思える。

以前にもふれたことがあるが、現状の中心商店街の共通駐車券発行については早急に見直す必要があるように思う。
チーノや三春屋が自社で指定している駐車場に1000円で2~3時間無料になるのもまだ悪くないにしても、それ以外の店舗では1000円で1時間分の共通駐車券を発行するのが関の山。
この状況では多くの店舗に気軽に商品を見にくることも難しく、映画を見たついでにブラっと中心商店街を見て歩く気にもなれない。
その辺りを考慮し、何らかの施策を打たねばもはや立ち直れなくなる可能性すら出てくるのではないかと不安を覚えます。

まぁおらの中心商店街ポイントカードで当日付与分に限り50倍案も導入コスト等の問題があるが、ふと冷静に考えれば安いカードでバーコードでの一元管理でも出来ないことはないでしょうし、その開発は地元のソフトウェア開発会社に受注し開発してもらえばいいんだし、端末はW-ZERO3[es]にバーコードリーダでもくっつければOKだべ。んでウィルコム網で通信管理と。とこういう形でウィルコムに絡めてみた。

いずれにしても今回のRec.の件は八戸中心商店街に今現実に起こっていることの現れの1つであり、このまま手放しにしておくわけにはいかないように思われます。
まぁおらが商工会議所青年部にゆるく「こういうのどうっすか?」と言ったらやんわり却下されたわけですが、また懲りずにどっかに訴えてみたいと思います(=ω=←本当に懲りない

▼参考リンク▼
「Rec.」撤退か、営業か テナントに動揺(デーリー東北6/2)
中心街に足らないモノと中心街だけに存在するモノ(みどりうかブログ2006/9/12)

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