イシガメとクサガメをプレゼントするそうな

日本在来種のカメ飼ってみませんか…島根の自然館が募集(YOMIURI ONLINE 関西発 季節自然 動物トピックス4/20)

島根県出雲市園町の宍道湖自然館ゴビウスがイシガメとクサガメのプレゼントをするんだそうな。

なんでもゴビウスで孵化したイシガメとクサガメ計40匹の飼育希望者を募集しているとかで、1家族2~3匹を譲るんだそうな。
日本在来種のカメの飼育希望者を募っている。昨秋と今春、卵からかえったイシガメとクサガメ計40匹で、1家族につき2、3匹を譲る。
現在の体長は3~5cmとのこと、俗にゼニガメという名称で売られているヤツと同じサイズですな。
飼育研修会を開いて飼育のコツを教えた上で、責任を持って世話できるか確認した上での譲渡となるそうです。
研修会は4月22日と5月13日の午後1時から行われ、先着計15家族に譲渡するとのこと。
譲渡自体は無料だが、入館料は別途必要だそうな。

この取り組みは大事ね、きっと在来種とか外来種のことをふまえた上での大事なことも教えてくれるはずよね。

まぁあれだ、生き物を飼うということはね、その生き物の命が全うするまで面倒を見るということなのよ。
そしてその命はその生き物だけではなく、その子孫も含んだ命なわけであり、また場合によっては自ら殺処分する覚悟も含んだ命であるべきなんです。

今の時代、ホームセンターでも簡単に生き物が入手でき、また昔と違って良い機材が豊富にあるので誰でも飼育ができる可能性があるわけです。
しかし生き物は生半可な覚悟で買っちゃいけない、安易に購入して殺してしまうのも良くないが、それがかわいそうだからと自らの責任を放棄して密放流するのは最も良くない行為。
その辺りを理解しない飼育者が増えたことが外来種問題の原因の1つであると全ての飼育者は知るべきと思います。

ということで、飼っている生き物は野に放ってはいけない。
もしどうしても飼育できない時には引き取り手を探す、
それでもダメならショップに引き取ってもらう、
それでもどうしても無理な時には自らの手での殺処分を含めた厳然たる対応をする、ということが必要ですので、その覚悟をもって飼育しましょう。

▼参考リンク▼
島根県立宍道湖自然館 ゴビウス

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