だから飼育生体は野に放しちゃダメなんだってば
2007年2月24日
外来種エビ道内侵食か 在来種減少を危惧 札幌の河川で次々捕獲(北海道新聞 環境・自然・科学2/23)
ヌマエビによる外来種問題がついに始まってしまったのか(ワサワサブログ2/24)
札幌市内の河川で北海道に生息しないはずのヌマエビが捕獲されているそうな。
道立旭川高等看護学院非常勤講師の斎藤和範さんが札幌市博物館活動センターの委託で2006年10月に調査した際にヌマエビ1匹を発見し、さけ科学館調べでは1998年の新川水系と2004年の厚別川水系での発見例があるそうです。
リンク先記事でもふれているように、おそらくは飼育者が無責任に放流した可能性が高いでしょう。
おらや一部のエビ飼育者はよく「ブームが去った後にはクリスタルレッドシュリンプが密放流されて特定外来生物に指定されたりしてね」などと笑えない冗談を言ったりしていたものですが、それが冗談では済まされない時代になりつつあるような気もしています。
だからあれですよ、飼育生体は野に放しちゃダメなんだってば。これは全ての動植物に言える事です。
全ての飼育者はそういう意味でもちゃんと責任をとらねばならないのだと思います。