イー・モバイル、HSDPAのデータ通信定額制で3月31日からサービス開始。

イー・モバイル、HSDPAサービスを3月末スタート(ケータイWatch2/19)
イー・モバイルに3D表示のポータルサービス(ケータイWatch2/19)
いよいよサービス開始、千本会長「携帯に革命を」(ケータイWatch2/19)
イー・モバイル、3月31日から携帯事業スタート──シャープ製のHSDPA端末「EM・ONE」を投入(ITmedia+Dモバイル2/19)

ケータイへの新規参入キャリアとなるイー・モバイルが、3月31日からHSDPAのデータ通信定額制でサービスを開始するそうです。
全サービスエリアで下り3.6Mbps上り384kbpsのHSDPAサービスを提供し、またPCからの利用も含めてデータ通信の定額制を実現、これは携帯電話サービスとして日本初となります。
当初のサービスエリアは東京23区、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市など。
音声通話サービスは2008年3月開始予定で、当初(約2年半)はNTTドコモとのローミングでの全国展開の予定。
端末は当初2機種で、NECインフロンティア製のPCカード(Type2型)端末「D01NE」と、シャープ製のWindows Mobile端末PDA端末「EM・ONE」を投入。その後ネットインデックス製のCFカード型端末「D01NX」、OPTION製のExpress Card型端末「D02OP」、USB接続型と見られるHuawei製端末が発売予定。
端末価格は契約形態によって違い、EM・ONEの場合には「データプランベーシック」で初期費用(端末価格込)95000円、「データプランいちねん(1年契約)」で71000円、「データプランにねん(2年契約)」で39800円。契約解除料はいちねんが契約直後が24000円、にねんが48000円で、それぞれ1ヶ月経過する毎に2000円ずつ減っていき、契約満了時には契約解除料が0円になる。いちねんとにねんはそれぞれの契約年が経過すると自動的にベーシックに移行する。
月の基本料金は全て5980円、ただしベーシックのみ「年とく割」という年間契約割引を利用でき、それを適用すると4980円となる。「年とく割」の解除料は3150円、おそらくは契約更新月には無料で契約解除ができると思われる。
イー・アクセスのADSLとのセット割引も用意されるらしい。

個人的な意見を言わせてもらえば、ウィルコムにとって最も脅威となる存在が現れたのではないかと思う。

おらに言わせればドコモもauもソフトバンクモバイルもさして怖くない、ユーザー数を考えれば結局はPCでの完全定額制の実現はまだしばらく無理だろうし、完全音声定額についても通話を全てデータ通信ベースにでも移管しない限りできないだろうと思っている。
まぁ一部のライトユーザーは某S社の宣伝に騙されて一時的に流されるかも知れないけどね。
そういう意味で、サービスがウィルコムと競合できていない既存キャリアは、直接的なライバルとはなりえないとおらは思っています。

でもこのイー・モバイルについてはウィルコムの強敵になるだろうと思う。
ウィルコムだけが持ち合わせていたPCでの定額制を3Gで実現し、また料金的にもウィルコムの既存のモノよりも安い価格帯で立ち上げてきた。
その料金体系には某社のような誤魔化しのようなものは感じられず、勝算があるようにも感じられるほどだ。

もはやウィルコムも旧来の古いデータ料金体系でノホホンとしている時期ではないと思います。
早急に最低でもウィルコム定額プラン並みのリーズナブルさを実感できるデータ料金への変換をしない限り、ウィルコムの独壇場であったデータ通信において苦戦を強いられることになることは想像に難くないだろう。

てなことでつなぎ放題が2×2980円、4×4480円、8×5980円ぐらいにならないかなと思います…さすがに安すぎ(=ω=?
でもそうすればきっと、ネット目的だけでW-ZERO3をもつ人も増えるっすよ。
などということをイー・モバイルの記事を見ながら思いましたとさ。
まぁ大前提がHSDPAでちゃんと定額でサービスできればって辺りなんだけどね、とりあえず最初の頃はユーザーが少なくて安定して使えるんでないかな。

▼参考リンク▼
HSDPA対応データ通信カード、4種類ラインナップ(ケータイWatch2/19)
PCMCIA/CF/Express Cardなど、イー・モバイルのデータ通信カード4機種(ITmedia+Dモバイル2/19)
イー・モバイル株式会社
あぁ…こういうW-ZERO3も欲しいね(=ω=。(みどりうかブログ2/19)

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