あの「がけっぷち犬」の飼い主決定、譲渡会参加の犬の約7割は引き取り手なし

かわいい名前付けてね がけっぷち犬、飼い主決定(Web東奥1/28)
「崖っぷち犬」66歳主婦のもとに 徳島で譲渡会(asahi.com暮らし一般1/28)

山の斜面で立ち往生し、テレビで報道されるわ、レスキュー隊が大勢押しかけるわしたあの「がけっぷち犬」、その飼い主が決まったそうな。
希望者11人から抽選で選ばれたのは徳島県西部に住む66歳の主婦とのことです。
また徳島県動物愛護管理センターには見物人を含む約400人が訪れたが、同時に行われた25匹の譲渡会で引き取り手が決まったのは8匹だったようであり、約7割の17匹は引き取り手がまだ見つからない状態。その中にはがけっぷち犬の姉妹とされる犬も含まれているそうな。

とりあえず引き取り手が見つかった犬たち、おめでとうございます。
飼い主さんは責任を持って最後まで面倒を見て上げて下さい。

それはそうとちょっと気になるのは、そんなに集まっておいてなんでこんなに引き取り手が少ないのかということ。
400人が集まって20匹弱ってことは、集まった人の5%しか引き取らなかったってことよね。かなりが冷やかしというか見物人だったのでしょうか?

青森県動物愛護センターの過去の譲渡会の記録からは、最低でも参加した人の10%以上は引き取っている計算になる。実際には1人でくるとは限らず家族で参加ということも少なくないだろうから、参加家族のかなりの数が引き取っているのではないかとも思える。事実参加組数で言えば最低でも3割が引き取っている状況ですから。
本来譲渡会には犬とかが欲しい人、犬を引き取りたい人が参加するものであって、自分と合う子がいるいないはあるにしても引き取る覚悟があって参加するものですからね。青森県動物愛護センターの結果の方が当然にも思えるのですが…

まぁ何にしても、引き取られた犬と引き取った方は末永く仲良くお暮らしください。
またこういう目立つ事例だけではなく、実際には多くの犬猫や動物たちが引き取り手を望みながら処分もされているだろう現実を知り置いていただきたいと思っています。

▼参考リンク▼
崖っぷち犬引き受け、109件名乗り 県愛護センター、28日に飼い主決定(徳島新聞Web1/28)
新しい飼い主さん募集(青森県動物愛護センター)

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