六ヶ所ウラン濃縮工場、カスケード試験開始へ

原燃ウラン濃縮工場 カスケード試験開始へ(デーリー東北1/9)

六ヶ所村ウラン濃縮工場で、開発中の新型遠心分離機の性能を確認する最終試験「カスケード試験」を開始するそうです。
とりあえず覚え書きです。

以下リンク先本文。

生産系統が次々と停止している六ケ所村のウラン濃縮工場で、日本原燃は二〇〇七年度から、開発中の新型遠心分離機の性能を確認する最終試験「カスケード試験」を開始する。同社は部品などについてのコスト削減の研究も同時に進め、一〇年度からの新型機導入を目指す。
 
 同工場は一九九二年四月操業開始。〇四年度までに年間一千五百トンの生産体制を目指したが、当初の遠心分離機はウランが付着しやすいなどの欠陥があり次々と停止。二〇〇〇年に最初の系統が寿命前に生産停止に追い込まれ、その後も停止が続いた。
 〇六年十一月末には五系統目が停止し、残りは二系統。生産能力は三百トン、目標の五分の一にまで落ちている。
 原燃によると、原発の燃料に加工される濃縮ウランの国内需要は約六千トン。これに対し、今の生産規模は5%程度。原燃は二〇年度ごろまでに一千五百トン体制を達成し、25%程度まで引き上げたい考えだ。
 カスケードは複数の遠心分離機を連結させた設備。実際の生産系統では、四千台以上をつなげており、試験では実際と同様に動かして、ウランを付着しにくくした新型機の性能などをチェックする。現在は、カスケード設置の準備を進めている。
 また、原燃は新型機の設置場所について、コスト削減のため新たな建屋は建設せず、現存する建屋を、停止したカスケードを取り払ってから使う方針。
 原燃の兒島伊佐美社長は「性能には自信を持っている。国際的に遜色(そんしょく)のないコストの実現を目指したい」と話している。

4件のコメント

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    【現存する建屋を、停止したカスケードを取り払ってから使う方針。。】
    とありますが、カスケードは何処に捨てるのかな?
    正確な稼働率、設置台数などは秘密だそうですが、かなりな量の
    廃棄物(スクラップ)ですが、何処でどうすのか?
    そっちの処理も心配します。
    可燃物であれば燃やして体積を小さく出来ますが金属ですからね
    この機械の塊、数千台、、、
    それとも低レベルにはならないものですかネ?
    日本の低レベル、高レベルの区分けも諸外国と違うと聞いた事が
    ありますので、いいように解釈して、、、指定スクラップ業者行き
    ですかネ

  • SECRET: 0
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    とりあえず解体して洗浄して作業員の服なども処分して結局放射性廃棄物が増えて…
    まぁ実際どう分類するのか、どういう作業をするのかはわからんのだすが、ゴミがいっぱい出るだろうことだけは確実でしょう。
    んでたぶんまだ放射性廃棄物の最終処分場も決まっていないことだし、六ヶ所村の関連施設のどこかに一時保管するんでないかな。

    ちょいと話がそれるんども、おら六ヶ所再処理工場にメールで質問したことがあるんすよ。
    んで、放射性排水(まぁいろんな用途で出てくる工場内の放射性物質を含んだ排水)などは海洋投棄されるってのを確認したんですけども、
    まぁその時に矢面に立たされるのはトリチウムの問題であり、しかし原燃側は「半減期もそんなに長くないし希釈されるので問題ない」と言い、反対派は「トリチウムは放射性が強いから良くない」と発言し、並行線のままでお互い合い入れずに、説明会では原燃側のサクラによって反対派の意見はまともに聞いてもらえずにいたりして地元青森のテレビでも「安全ちっく」に報道されていたりしますが、
    個人的にはそれよりも、排水中に含まれる微量なプルトニウムの方が問題と思うわけです。プルトニウムは微量でも影響が強い上に、すごい重いので希釈されずに海底に溜まることが想像できます。たしかヨーロッパ(イギリスかフランスだった気がするな)の再処理工場での放射性排水の海洋投棄時に同様のことがあって海洋汚染が進んじゃったのよね。
    でもなんかこう原燃側は「トリチウムは安全だもん、飲んでも平気だもん」とかトンデモ発言しているらしいし、再処理工場の電話をくれたあんちゃんは通り一遍等なありがちな返事しかくれないし、反対派の一部の人はどう勘違いしたのか「放射性廃液はそのまま全量投棄するのだ!マズイのだ!!」と意気込むし、どうもおらの気になる部分と微妙なズレがあって…うーむ…

    まぁ今回のはプルトニウムではなくウランなんども、そういう放射性物質が環境に排出されるだろうことは正直喜べないっすよね。
    おらなんかは地球が表に出さぬ様に体内に封じた毒ぐらいにしか思っていないのですが、おらのような異端の声は容認派にも反対派にも届かずやきもきします。

    ただね、こういうことはみんなでまずは知ることが始まりなのだと思います。
    まぁゴミが増えることだけは確実でしょう…一番電気を使っている東京の地下深くに埋葬しちゃえばいいのに…とか言っておこう(=ω=A;

  • SECRET: 0
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    放射線計測協会でガイガーカウンター:放射能測定器【はかる君】の
    無料貸し出しを行っております。大いに利用しましょうーー!。
    現在はネットから申し込みが出来るようになっておりました。

    たしか2週間無料で借りれます、返すときの送料無料送り状付き
    私たちの税金で運用されておりますので安心して放射能を測り
    ましょう。(私も以前利用しました、六ヶ所まで測定しに行った)

    原子力発電はコストは安い、安いと言われておりますが、放射能
    廃棄物、原子力発電所の廃棄後処理費などコストが全く算出されて
    いないのが現状です(コストに反映)
    東海村の実験炉の廃棄処理すらままらない現状で、、、
    どうするんですかね?あの大きな原子力発電所の後処理、そのまま
    埋めるにしても超巨大な山作ってもダメでしょうし!!

    政府のとった唯一の方法、原価償却期間を10年先延ばし、
    丈夫に作ったからとの事で、、、凄い考え方です。
    典型的な【先送り】方針

    また、放射能に係わる保障は一切保険機関から除外されます。
    身近な任意車両保険の定款を見てください、除外項目で記載アリ。
    人工衛星、オッパイの保険も受けつける【ロイズ】も一切受けつけ
    ません。したがって、自由主義国の原子力発電に係わる会社が
    お金を出し合って保険みたいなことをしています。
    したがって有名な【チイナシンドローム】の【スリーマイル】原子力
    発電所はいまだにあのままで、対策、管理費で私達の電気料金
    から累計100億円以上が出て行ってます(国の金ではありません)

    六ヶ所の原子力リサイクルに関しては累計8000億円以上が投資され
    ましたが、そのお金は国の金(税金)ではありません。基本的に
    私達の電気料金でまかなわれております。日本中の契約所帯から
    毎月20円でも取っていけば、お金の取りはぐれはありませんし。
    電気事業者連合会が基本的元締めでかね。

    ま、青森県に関しては【放射能アレルギー】は非常に少ない県ですし、
    六ヶ所に関してはあの巨大な敷地は【青森県】が裏書した保障もあり
    どうしょうもなく、金利だけでも膨大な金額にのぼります。
    したがって買ってくれる企業は【電気事業者連合会】しかないのが
    現状ですから、、、、県は盛んに反対、否定はしていますが
    だったらどうするんだといいたい、その借金の保障は県民一人あたり
    たしか37万になると思いましたが、、、(バカな計算もしてました)

    アーア、どうなる【青森県】、、でした。

  • SECRET: 0
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    たくさん書いてくれたのにこういうのはすまんが、何を言いたいのか意図が伝わらん。説明するならもっとわかりやすく、また文章もまとめてから書きこんでもらえるとありがたいです。
    あといろいろ言いたいことがあるのかも知れないが、だったら自らブログなりサイトなりを立ち上げ呼びかける方が良いと思うぞい。

    おらは基本的に原子力発電の存在は好ましくないと思っていますが、同時に原子力発電はどうやってもしばらくはなくならないとも感じています。これほど肥大した現代の大量電力消費文明を捨てることもできないと理解しているからです。

    もちろん不満もあります、いろんなとこにね。
    それと同時に、少しでも自分で行動しないといけないとも思うわけです。
    だから私のできる範囲で少しでも多くの人に知ってもらおうとしています。あとはまぁ身近な人たちに少しでも知ってもらえるように努力していたりね。

    ここで話すのもまぁ悪くはないのでしょうが、思う処があるのであれば自分から情報を発信する方が良いですよ。そうすればこことはまた違う客そうの人に知ってもらえるはずですので、より多くの人が関心を寄せるはずです。

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