赤ちゃんポストへの私見

「赤ちゃんポスト」設置へ 熊本市の慈恵病院、全国初(Web東奥11/9)
近く保健所へ施設変更届を提出 「赤ちゃんポスト」(asahi.com社会11/10)

熊本市の慈恵病院が年内に事情があって育てられない新生児を受け入れる為の「赤ちゃんポスト」を設置するという話について、人によっていろいろ思うところはあると思います。
それに対する私見を少々。

赤子を捨てることはダメです。
でも赤子を殺すことはもっとダメです。
だから手放しで喜ぶことはできないけれど、命を守る為の選択肢が増えるという意味で赤ちゃんポストはおらは歓迎します。

もちろん赤ちゃんポストを絶対認めないという人もいるでしょう。
「育てられないぐらいなら出産するな」という意見、それはもっともです。
「産んだからにはちゃんと育てろ」との意見、その通りです、返す言葉もありません。
まったくもってその通りで、避妊やら妊娠やら子育てやらをちゃんと知り理解し出産するんであれば当人は覚悟して行うべきなんです。

でもね、現に命を亡くす赤子もおるわけです。
その命を救うためにはこういう施策も必要な気がします。

他にもいろいろ言いたいところはあるけれど、まずは赤子の命を救える為の選択肢を増やすことが第一です。
それとはまた別に、性教育や個人の意識の向上を計る必要があると思います。
赤ちゃんポストが是か非かだけでなく、性に対する認識の向上と赤子の命の救済がそれぞれ必要なのではないでしょうか。

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