バイオエタノールの商業化…意外にやれば出来そうな感じよね?

燃料用トウモロコシを栽培 苫小牧市で実験(Web東奥11/5)

リンク先記事によると、バイオエタノールの原料とするためのトウモロコシの実験栽培にて、収穫量を増やすことに成功したらしい。

なんでも、通常トウモロコシは育ちを良くするために株同時の間隔を20cmぐらいとるもんらしいが、今回の実験栽培では間隔を10~17cmに狭くしてどうなるか調べたんだそうな。
しかもコスト削減の為に未使用の工業用地で種まきと最初の肥料やりと収穫以外は放置して育てたそうだすが、収穫したら1本300グラム台と十分な重さのモノが多かったとか。
これはバイオエタノールの実用化に向けてなかなか良い結果ではないかと思います。

植える間隔が半分で済めば植える本数は単純計算で4倍になる、17cmでも1.3倍植えられる。
しかも手間をほとんど加えずに農地ではない工業用地で収量が見込めれば、日本のあちこちで使われずにいる土地での栽培ということも可能になってくることでしょう。

ふと考えてみれば、今の農業的な栽培方法は、販売しやすい形と大きさと見栄え、そして味を求めた結果なのよね。その上での収量確保や効率という話で。
最初から人間の食用ではない形での栽培を目指せばまた違った形が生まれて当然とも言える。
今後のバイオエタノール用作物栽培に期待したいところです。

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