けして不可能ではない、ということ。

親水公園のブラックバス 3回目も捕獲なし 南幌(北海道新聞道央10/3)

北海道南幌町内の親水公園でブラックバスの駆除がほぼ完了したようです。
2002年に道が確認して以降捕獲調査をしていたらしいが、今年は6月、9月、そして10月2日の計3回の調査を行ったが、いずれもブラックバスは見つからなかったらしい。
道は10月下旬にもう一度捕獲調査を実施し、捕獲されなければ調査を終了し事実上の「絶滅宣言」となる見通しだそうな。
リンク先記事によると「公園に監視カメラを設置し、町と協力してパトロールを実施したことも効果があったのだろう」とのこと。

まぁ実際にはもしかしたらどっかに隠れていたということもあるかも知れない。
また心無い自分勝手な人によってまた密放流されることもあるのかも知れない。
ただこのような取り組みがけして無駄ではなく、多くの人の努力とその継続によってブラックバスをほぼ駆除できたであろうことは素晴らしいと思います。
外来生物の駆除はけして不可能ではないのです。

しかしそれは同時に、ここまでの取り組みをしなければ一度流入した外来生物を排除することは難しいということも意味しています。

ふと視点を変えて考えてみれば、生き物の密放流っていうのはトンデモナイ悪行あと気付くはずです。
それは他人の家に勝手にゴミを投げ入れ、他人の庭に勝手に草木を植え、他人の庭の池に勝手に魚を放流することと大差ありません。

そのことを多くの人が気付き、これ以上の犠牲者が出ないようにしていきたいものです。

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